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IS 〜インフィニット・ストラトス 漆黒と純白と紅の狼〜
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持ち? それがてめぇの偉さとなんの関係がありやがる? あんまり調子に乗ってると噛み殺すぞ」
「………蒼騎、お前を一週間の謹慎を命じる! 明日からだ。分かったな」
「ま、妥当な判断ですね。謹んで受けさせてもらいます」
「オルコット! お前も厳重注意と始末書を書いてもらう!」
「な、何故、私まで………!!」
あたかも自分は悪くないという声を上げていたが、織斑千冬………いや、織斑先生の一睨みで黙った。
その後、クラス代表を決めなければならないという事になり、オルコットを除くクラスの女子達は一夏を推薦したが、俺もいつのまにか推薦されていた。
さっきの現状を見なかったのか? そうなのか?
すると、再び世間知らずのお嬢様の怒りが炸裂した。
「そんなの納得いきませんわ!! 何故、学年主席の私ではなく、珍しいだけの男と野蛮な男が選ばれるのですか!?」
「織斑先生、やりたい方があちらに居るようですし、俺はそちらに譲りたいのですが………」
「ダメだ。自他推薦は聞くが、辞退は聞かん!」
一蹴された。
その間も熱烈にヒートアップする傲慢少女。
「聞いてるんですの!? 特にそこの貴方!!」
「いや、全然。やりたきゃ勝手にやってくれ。俺は辞退するから」
「そうはいきませんわ! 先程の侮辱、晴らせてもらいます!! 勝負をしましょう!!」
「はぁ?」
なんでそうなるかね?
その流れを待っていたのかのように、織斑先生は口を出した。
「よし! では、来週の午後、クラス代表を決める戦いをする。時間は午後二時から第一アリーナで行う。三人ともいいな!」
「ええ」
「おう」
傲慢少女と一夏が頷いてしまったので俺も仕方がなく頷いた。
…………かったる。
すると、一夏が…………
「ハンデはどうする?」と聞くと、クラス全員が爆笑した。
「織斑くん、そんなことは前時代なことだよ?」
「蒼騎くんも付けてもらった方がいいんじゃない? セシリアはキミには容赦しないと思うよ?」
「ハッ! 笑わせるな! 戦場に立ったことも無く、シュミレーションでしか戦ったことの無い奴が俺に勝てるとでも? 稼働時間が多かろうがなんだろうが、死線を一度も潜ったことの無い奴に俺は負けねーよ。むしろ、俺がハンデを付けた方が良いかと思うんだが? ………殺さない為にも………よ」
それなりの雰囲気を醸し出すが、傲慢少女はそれに気が付かないのか鼻で笑った。
「いいでしょう! 貴方には、容赦もハンデもいらないようですわね! 叩き潰してあげますわ!!」
「上等だ、その顔を醜く歪ませてやるよ」
そうして、クラス代表を決めること試合が来週に行われることとなった。
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