第八十七話 アシカ作戦
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。そして彼も出撃に備えるのであった。
外での戦いはまずは海峡の上での戦いであった。それぞれ空において激しくぶつかっていた。
「おらおらあ!ここは行かせねえぞ!」
進撃して来るロンド=ベルに対してティターンズはドレイク軍のオーラバトラーだけでなく自軍の変形可能なモビルスーツやバイアランといった空中での移動が可能なモビルスーツを出して迎撃にあたっていた。その中にはハンブラビもあり、その先頭にはヤザンがいた。
「カミーユ!いたら返事をしやがれ!」
「ヤザン!やはりいたか!」
「おうよ!ハンブラビの機動力見せてやるぜ!」
青いエイの編隊が向かって来た。
「覚悟しな!」
「何のっ!」
海蛇をかわした。ゼータUもまたモビルアーマー形態になっていた。
「ほう、やはりかわしたか」
「この程度で!あたるわけにはいかない!」
カミーユもまた叫んでいた。
「やらせない!」
「ヘッ、そうこなくっちゃ面白くとも何ともねえぜ!」
ヤザンも波に乗ってきた。
「手加減はしねえぜ!覚悟しな!」
「来い!叩き落としてやる!」
そしてその横ではショウとトッドが赤い三騎士と対峙していた。
「クの国の者達が出ているのか」
「どうやら今回はドレイクの旦那はお休みみたいだぜ」
「どういうことだ?それは」
「ウィーンでの戦いのダメージを回復させてるみたいだな。それでローテーションでビショットの旦那が出て来たんだろうさ」
「そうなのか」
「それに来てるのはビショットの旦那だけじゃねえぜ」
「まさか」
ショウはトッドの言葉に反応した。
「そのまさかさ。ショットの旦那も来てるぜ」
「くっ」
「ここは俺とマーベル、あとガラリアに任せな」
トッドはショウに対して言った。
「御前さんはミュージィを頼む。あの先生様とショットの旦那の相手は御前しかできねえからな」
「済まない、トッド」
「何、いいってことさ。それよりもそっちは頼むぜ」
「わかった」
ショウはビルバインを駆った。そしてスプリガンを探した。
「トッドもいいところあるんだね」
そしてその途中でチャムが言った。
「そうか?」
「うん。敵だと嫌な奴だったけれど」
「誰だって味方になれば変わるさ」
ショウはこう返した。
「お互い命がかかってるからな」
「命が」
「そうさ。それは敵だってな。同じことだ」
「そうなんだ」
「そうなんだって今まで何度も戦ってきたじゃないか」
「そうだけれど何か実感ないなあ」
「どうしてなんだよ」
「だってショウいつも生き残ってるから」
「俺だってそうそう上手くやってるわけじゃないさ」
ショウはクールであった。
「何時ヘマをして死ぬかわからない」
「まさか」
「まさかじゃない。それが戦争ってやつだ」
ここで前にドラムロが二機来た。
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