始まる祐人VS天災
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そんなわけないじゃん。ISを展開せずに生身で食らったんだよ? それで生きているのは人間じゃないよ〜(笑) まぁ、どうせ死んでいるけど(笑)』
「―――まぁ、普通はそうだろうな」
確かに俺は熱線を食らった。だがなぁ、これでエネルギーパック10パック分は作れた。
ちなみにだが、あの騒動の中で俺は自分の戦闘服に着替えた。
「だがなぁ、俺は生憎とお前の考えている一般人とは違うんだよ、天災。インドアonlyのお前とはな」
ISは展開しない。というより、ディアンルグをISとして扱うこと自体が不毛だ。まぁ、ISと同じ設計にしたんだが。だって―――そうでもしないと世界がうるさいだろうし。
『何それ。どうせ今のはマグレでしょ?』
「プッ。かわいそうな馬鹿だよ、お前は。人の愛を拒絶し、孤独に浸ることでしか自分のしたいことを見出せない餓鬼なんだから」
『ハッ? 束さんの恩恵に浸っている風情でよくそんなことを言えるね。なんだったらお前のIS、止めてやるよ』
「くだらない虚勢は張らない方がいいぜ。ディアンルグを止めることなんて、お前には出来ない。例え俺とディアンルグがお前が愛して止まない実験動物を殺しても、所詮お前はただ傍観するしかできないんだよ、無力な天災さん」
『クソがっ!!』
途端に辺りからウジャウジャと機械人形達が出てきた。
「来いよ、天災。俺を殺すっていうテメェの計画、潰してやるよ」
いや、できやしない。天災は天災故の行いしかできない。何せテメェは―――俺の手中にしかいないんだから。
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