BFO編ーダブル・マーシャル編ー
34.コロッセオ
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るウインドウを開き、確認する。
「これがバトルスキルってやつか。ソードスキルと同じでモーションに入ればシステムアシストが起きるのか」
「ん?ソード.....スキル?、何それ?」
「ああ、俺が前やってたゲームのスキルだよ。バトルスキルを剣で行う感じかな」
「ヘェ〜、そういうゲームもあるんだ。なんか楽しそうだね」
「ああ、楽しいぜ。今度、レイナもコンバートしてくるか?コンバートしてきたら案内するぜ」
「うーん.......考えとくよ」
防具屋のショーケースを流し見していると、とある防具に目をひかれる。
「なぁ、レイナ。この防具なんだ?」
「ん?あ、それはね。光手装(フォトンハンド)と光腕装(ライトアーム)っていう装備なんだけど。ものすごく使い勝手が悪い防具だよ」
「ヘェ〜」
二つの武器の詳細を確認する。
【フォトンハンド、ライトアームを同時に装備すると一時的に両腕に光を纏うことが出来る。ただし、光を纏っている最中は他の防具の防御力が低下する】
「これって........!?」
この説明、両腕に光を纏う.......これはまさに........俺がSAOで使っていたユニークスキル.......《手刀術》だ!!
「どうしたの、シュウ?」
「俺、決めたよ。この防具にする」
「えっ!!」
レイナの口から少し大きめの声が漏れる。
「ホントに言ってるの?さっき使い勝手が悪いって言ったじゃんか。だって、その防具って他の防具よりもかなり重いのに、防御力が低下しちゃうんだよ!?」
レイナの言葉で俺は防具を変える気なんてさらさらない。
「でも、俺はこの防具にする。.....で、この防具っていくらなんだ」
防具の値段を確認すると、2つ合わせて......"100000ガル"
俺の所持金は......"1000ガル"
.......全くというほどに足りない。
まさかの100倍の金額だ。
「マジかよ.......全然足りない」
初期金額の1000ガルでは到底届かない金額に落ち込んでいるとレイナが......
「そんなに欲しいの?」
「ああ......でも金が圧倒的にたりない」
「......それならあたしが買ったあげようか?」
「いいのか!?」
思わずレイナの手を掴み顔を見る。
「うん!でも、タダでってわけにはね〜」
「何でもするよ!」
「じゃあ.......大会で絶対に優勝してよね」
「ああ!絶対に優勝するよ!ありがとう、レイナ!」
レイナに買ってもらった防具。俺的に言えば手刀。
大会に優勝するのが条件で買ってもらったが、手刀が手に入ったことで負ける気が全くしない。そして俺
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