第八十一話 クワサンの謎
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=レッシィの妹か!」
「ちょっと待った」
レッシィがここで言う。
「何でそうした見方になるんだい?」
「声が似ているからだ」
ギャブレーはあっさりとこう返す。
「というか同じに聞こえるのだが」
「フン、声が似ているのはあんただってそうじゃないか」
「何!?」
「仮面被ってる黒騎士にそっくりなんだよ、君の声は!」
「私をあんな訳がわからないのと一緒にするな!」
ギャブレーはムキになって反論する。
「私はあの様な輩とは」
「いや、そっくりだと思うよ」
「この小娘また!」
「ってあたしはチャムだよ」
「同じ声で騒ぐな!」
「何か最近あたしに似た声のが多くてね」
レッシィは苦笑しながら言う。
「困ってたりするんだよ。まああんたも同じみたいだね」
「ぬうう!」
本当のことなので反論しようにも反論出来ないギャブレーであった。
「まっ、そりゃアムも一緒だけれどね」
そのアムはこの時ハッシャと戦っていた。
「もうすっかりギャブレーのウンチみたいだね」
「それが女の言う台詞かよ」
「フン、どうせあたしはそんなキャラなのよ」
「おうおう、やさぐれちまって」
「けれどダバとは固い絆で結ばれてるんだからね」
「どうだか」
「ハッ、まさか」
ここでアムは気付いた。
「あんたもギャブレーと・・・・・・」
「言うに事欠いてそれか!そうしたことは他のところでやりな!おめえとレッシィの二人でよ!」
「誰があんな女と!」
「じゃあそんな下らない話は止めやがれ!俺はそうした話は大嫌いなんだよ!」
アムとハッシャもやり合っていた。彼女達も彼女達でいつもの調子であった。
そしてダバはクワサンが乗っていると思われるカルバリーテンプルに向かっていた。だがその前にリィリィのバッシュがやって来た。
「覚悟おし、ダバ=マイロード」
「クッ!」
止むを得なく剣を抜こうとする。だがそこに助っ人がやって来た。
ガンダムローズであった。ジョルジュはサーベルを抜いてリィリィのバッシュのセイバーを止めていた。
「ジョルジュ!」
「ここはお任せ下さい、ダバ=マイロード」
ジョルジュは気品のある声でこう述べた。
「貴方は先へ」
「済まない」
先へ行こうとする。だがそこにもポセイダル軍のヘビーメタル達がいる。しかしそこにもシャッフル同盟が現われた。
「ハイハイハイハイハイハイハイハイーーーーーーーーーーーーッ!」
「吹き飛べぇーーーーーーーーーーーーっ!」
蹴りとパンチの風圧によりヘビーメタル達が蹴散らされていく。そしてそこにハンマーが襲い掛かる。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
サイシー、ヂボデー、アルゴの攻撃であった。三人の派手な攻撃で道が開いた。
「ダバ兄ちゃんは先に行ってな!」
「ここは俺達が引き
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