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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十一話 クワサンの謎
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「どうせ私は胸もアクアさんみたいにないですよ」
「レトラーデ、そういう問題じゃないんじゃ」
「いや、胸はだな」
イサムはさらに取り繕おうとする。
「そういう問題じゃなくてな」
「胸がどうしたのかしら」
シルビーも参戦してきた。
「ダイクン中尉、セクハラは駄目ですよ」
「今度はセクハラかよ。いい加減いじめないでくれよ」
「だってダイクン中尉いやらしいんですもの」
「ちょっとはお灸を据えないとね」
「ったくよお、何か俺だけいつもこんな感じだな」
「日頃の行いが悪いからだ」
ガルドがそんな彼に対して言う。
「おいおい、御前まで言うのかよ」
「少しは口を慎め。口は災いの元だ」
「ちぇっ」
「けれど確かにケントルム少尉は初々しいな」
ネックスも言った。
「何て言うか。実戦経験が少ないっていうかな」
「それは仕方ないんじゃないか」
それに対してヒビキが言う。
「やっぱりさ。士官学校を卒業したばかりだし」
「というとエリートさんなんだな」
柿崎がそれを聞いて言った。
「そういうことになるな。あの若さでな」
「若いっていっても実は」
「歳の話はしないでよ」
アクアはバルキリーのパイロット達のモニターにも出て来た。
「おおっと」
「私だって気にしてるんだから」
「一応私も同じ歳だったりして」
エクセレンも出て来た。
「だから気をつけてね」
「二十三か」
「はいそこ、それ以上の話は厳禁」
霧生に対してクレームをつける。
「女の歳はトップシークレットなんだから」
「了解」
「気をつけてね。さもないと女の子にもてないわよ」
「そういうことだ霧生」
フォッカーがここで言った。
「用心しておけよ」
「用心ですか」
「バルキリーのパイロットには女難の相を持ってるのが多いそうだからな。なあ輝」
「えっ、俺ですか」
輝は話を振られて戸惑いを見せる。
「そうだ。御前はそうした経験が多いからな」
「そうですかね」
「何言ってる、御前が女難じゃなくて何だっていうんだ」
「それは」
「フォッカー少佐」
しかしここで早瀬がフォッカーのモニターに出て来た。
「今は戦闘中だということをお忘れなく」
「そして怖いお姉さんに怒られるってな」
それでもフォッカーは変わらなかった。そんな話の途中でも戦いは行われていた。
「うおおおおおっ!」
キョウスケが拳を繰り出す。だがそれもアルフィミィにかわされてしまった。
「ムッ!?」
その動きを見てキョウスケはあることに気付いた。
「この動き・・・・・・まさか」
「中尉、危ないぞ!」
しかしここでヒューゴの声がした。
「ヒューゴ」
「後ろに跳べ!今すぐだ!」
「・・・・・・わかった!」
キョウスケはそれに従った。すると彼が今までいた場所
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