暁 〜小説投稿サイト〜
IS  〜インフィニット・ストラトス 漆黒と純白と紅の狼〜
更識家にて・・・
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ないわ。彼は私達にもっと重要な事を隠してる。………何かを。だから、彼と共に暮らせば、打ち明けてくれるかもしれないじゃない」


彼の眼は、語っていた。
『自分と貴女達は違う世界で暮らしている』と。
真紅の目で語っていたのだ。何を見てきたら、あんな目をするのか分からないが、娘と同じぐらいの子があんな目をすることが信じられなかった。
だから、一緒に暮らせば彼から打ち明けてくれるのかもしれないので、共に暮らすことを提案したのだ。


「それに、彼だったら氷華ちゃんのお婿にもなれるし!」
「お、お母さん!? まだ、その話は早くない!?」


ただでさえ、女尊男卑の時代なのだから、婿選びも大変なのだし。
彼が大物だったら、色々と有難いのだ。そう色々と。
〜幽華side out〜


女はいち早く物件を押さえておくものなのよ!



―――あとがき―――
楯無おねーさんとそのお母さんの名前は完全にオリジナルです。
ご注意をしてください。
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