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八条学園怪異譚
第十三話 理科室のマネキンその八
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足を前後に大きく開いて地に着いたりしたがそれを終わらせてだった。
 まずは人体標本の方が言ってきた。右半分は生身の人間のものだが左側は肉や皮膚がなく赤い中身が丸見えだ。
 その何処にでもある人体標本がこう言ってきたのだ。
「暫くぶり。どうしたの?」
「普通の娘達も一緒じゃない」
 今度は骸骨が言ってきた。どちらもコミカルな感じの喋り方だ。
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