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八条学園怪異譚
第十三話 理科室のマネキンその六
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「人体模型と骸骨ですよね」
「悪い連中ではない」
 二人にこのことを保障するのだった。
「だから安心していい」
「まあ。骸骨がどうして食べるかとか」
「模型にしてもそうですけれど」
 愛実も聖花もこのことは少し考えてからわかることだった。
「ないですよね」
「本当に変な噂ですね」
「どうしても怪談はそうした話になる」
 例えその対象の本質が善と言っていいものであってもだというのだ。
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