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八条学園怪異譚
第十三話 理科室のマネキンその五
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 それもするというのだ。
「だが気のいい連中だ。人に迷惑はかけたりはしない」
「というか日下部さんってその模型の人達とお知り合いなんですね」
 聖花は彼の話からそのことに気付いた。
「そうなんですね」
「その通りだ。友人達だ」
「ですか」
「本当に至って気のいい連中だ」 
 日下部はまた言った。
「私は踊ることはしないがな」
「ダンスとかされないんですか」
「歌は歌うがな」
 だが踊ることはしないというのだ。
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