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八条学園怪異譚
第十話 大学の博士その一
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がら述べる。
「それでよね」
「そう、色々聞いてみよう」
「ええ。それにしてもはじめてじゃない?」
「はじめてって?」
「こうしたお話がお昼で進むっていうのはね」 
 それがだというのだ。二人共八条学園の怪談の関連ではこれまで夜に調べに行ったりしていたからだ。それで愛実も今言ったのである。
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