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八条学園怪異譚
第九話 職員室前の鏡その十四
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「具体的にはどれだけあるんですか?」
「幾つあるんですか?」
 二人は日下部にその数を問うた。
「七つより多いっていっても」
「幾つなんですか?」
「それは実は私もわからないのだ」
 その数については日下部も首を捻る、そのうえでの言葉だった。
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