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八条学園怪異譚
プレリュードその十四
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むより覚えられるって」
「そうなの。じゃあ書いてみる?」
「うん。そうしよう」
 聖花は愛実にこう言った。そうしてだった。
 二人は百人一首を聖花の家の子供部屋で卓を囲んで書きあった。そうするとだった。
 確かに読むよりもよく覚えられてだ。愛実は笑顔で聖花に言った。
「聖花ちゃんの言う通りだね」
「書いた方がよく覚えられるよね」
「うん、読むよりもね」
「じゃあ書いていく?」
「そうした方がいいよね」
 二人で言って書いていく。ひたすらといっていい感じで。そうしてだった。
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