怒らせると怖いのは?
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代わってくれないだろうか?」
「……ちょっと待って」
ボーデヴィッヒは開放されたのか、簪と席を入れ替えていた。向こうで何か言いたいみたいだが、それは見事に無視された。
「俺は運がいいからな」
「いや、あの攻撃は運程度でどうこうできるものじゃないって楯無さんが言っていたんだけど」
「……そういえば、お姉ちゃんは?」
「俺がディアンルグの修理をしている前は下着姿で気絶していたからベッドに運んで寝かせたけど」
何気なく言うと、全員から睨まれた。
「風宮、少しお前に話がある」
「ええ。そうですわね。あの方と同じ女として少々よろしいですかしら?」
「そうよね。ちょっと来なさい」
「風宮君。僕も話したいな」
各々が武器を展開してこちらに向ける。そのまま攻撃すると周りにも被害が及ぶってのに。
「そうか。これでやっと開放されたか………」
「……結婚式には、行くから……」
そしてドイツと日本の代表候補生の反応は違っていた。
「いや……その……祐人、お前凄いな」
『ここまで勘違いしていると逆に清々しいわね』
「だな。日頃からどれだけ頭が腐っているかよくわかる。というかボーデヴィッヒも簪もそっちの方向に受け取るな。逆に面倒だから」
俺がそう言うと、周りから「男のくせに」とかそういう罵倒が聞こえてきた。
「そういえば、お姉ちゃんは?」
本音が聞いてきたので、
「そういえば、いなかったな」
『途中からは楯無を放っておいてどこかに行ったわ。生徒会室かしら?』
「だろうな。あの人は真面目だし」
「あ〜………それで、どうして楯無さんが下着姿で倒れていたんだ?」
妙に声を弾ませながら聞いてくるので少しムカついた。
「脱衣ダウトを―――」
途端に四人から武器を向けられる。ちなみにボーデヴィッヒからはよくやったと目で言われた。
「―――ほう。食堂でISを部分展開とはいい度胸だな」
さっきからしているが、織斑先生が現れた。
「織斑先生! これはセクハラ男への制裁です!」
「篠ノ之、だからと言ってISを展開していい理由はならないだろう。お前ら四人にはISを展開、PIC切ってグラウンドを10周してこい」
睨みに泣きそうになって四人はすぐにグラウンドに向かう。
「ところで風宮、更識姉と脱衣ダウトに興じたみたいなことを聞こえたんだが?」
「俺はしていないし誘ってもいませんのであしからず」
それで誰が誘ったのかわかったのか、本音は汗を流していた。
「それにどうやら今回は自業自得みたいでしたね。まぁ、日頃から仕事をサボっているので仕方がありませんが」
「………やはりな。布仏姉の機嫌がよかったのはそれが原因か」
「生徒会長は苦
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