第三十八話 水泳
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闇慈に気付いたのか闇慈の元に寄ってきた。
「やあ。ここはいい学校だね」
「そうですね。僕もここは大好きですよ。それで・・・」
闇慈は素早くデスサイズ・ヘルを取り出すと銀髪の男子の首元に突き付けた。
「こんな所に何のようですか?・・・白龍皇」
「流石は『黒衣の死神』。すぐに俺の正体を見破るなんてな。俺は『ヴァーリ』だ。よろしくな」
「・・・」
闇慈はその事を聞くとデスサイズ・ヘルをしまい、ヴァーリと向き合った。
「どうした?何故セイクリッド・ギアを消す?」
「今の貴方に敵意は感じられない。恐らく挨拶でもしにきたんですか?・・・赤龍帝に」
「まあ。そんなところだ」
「忠告しますけど僕の仲間に手を出すなのなら・・・貴様に『死』を見せる事になるかもな・・・」
闇慈は『真紅の魔眼』と『魔力の解放』でヴァーリを威圧し始めた。修行の成果もあり、覇気も格段に上がっていた。風が突然渦巻き、木々に傷が入り始めた。
「フフフッ。この気迫・・・初めてあった時とは比べ物にならない。お前は本当に面白い奴だよ」
そう言うとヴァーリは踵を返してその場から居なくなった。
(白龍皇・・・ヴァーリ。赤龍帝のライバルにして、二天龍の一角。でもそんなの関係ない!!仲間を守るために・・・僕は戦う!!)
闇慈は覇気をしまうと保健室に行き、道具を揃てもらい小猫の元に戻った。
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