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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第4話 領地経営と鍛錬だ!!妹観察日記はサボり気味
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のはやはり魅力です。飼料も確保できるので、家畜を増やせるのも大きいです。如何にか対策を取り、正式採用したいです。

 次に、自己のパワーアップについてです。体力面で今無理をすると正常な成長の妨げになるので、1時間〜2時間の散歩程度に控えたいと思います。勉学面は初級魔法入門から、じっくりと身につけて行く心算です。それから良く眠る事。後は段階的に、メニューを修正していく事にしました。

 それと領地の戦力アップとして、武器の開発を考えています。真っ先に思いついたのは、刀剣類の充実と銃火器の導入です。しかし刀剣類に関しては、準備が出来次第少しずつ取り組んで行く心算ですが、銃火器関係はあきらめる事にしました。その理由は、私にミリタリー関係の知識が乏しかった事が原因です。銃の内部構造等は全然分かりません。

 それでも銃の製造自体は、絶対に不可能と言う訳ではありません。場違いの工芸品である銃を回収し、内部構造を解析してしまえば良いのです。しかし現代の銃を作るには、高い精度の加工が如何しても必要になってきます。そうなると“加工機を作り新しい加工機の部品を作る”と言う作業を繰り返し、少しずつ加工機の精度を上げて行かなければならなくなります。満足の行く精度の加工機を作るのに、何十……下手をすると何百もの加工機を作る羽目になります。完成するまでに、どれだけの予算が必要となるでしょうか? ……ドリュアス家では、逆立ちしても出せませんね。そして加工機の精度アップを怠ると、命中精度が低い上に弾詰まりが頻発する欠陥品しか出来ません。

 予算だけじゃ無く、もし生産に成功しても旨みは無いと判断しました。魔の森周辺で使えば、大きな音が出て幻獣・魔獣や亜人を呼び寄せる事になるので、ハッキリ言って使えません。それ以外で使う事は可能ですが、現代の銃はハルケギニアにとってオーバーテクノロジーも良い所です。ロマリアに異端認定される理由を作るだけですし、されなかったとしても国に取り上げられるのがオチです。

 かなり後ろ髪が引かれますが、銃に関してはキッパリと諦めました。大人しく刀剣類の充実に力を注ごうと思います。

 こんなところでしょうか? この状態でしばらく動かし、問題があれば修正する事にします。


 妹を観察してみました。うん、赤ん坊ですね。母乳を飲み、ウンチして寝るだけ。所詮1カ月です。今は観察してもしょうがないかな。と、言うわけで領地の事と、自分の事に集中します。



 3カ月が経ちました。今月は、ケンの月(10月)です。私は2歳になります。妹はまだ4カ月です。

 父上が帰ってきました。残念ながら、ペドロの件は進展がありませんでした。流石にあちらもバカではありません。こちらが警戒している事に気付き、暗殺等の直接的な行動には出ませんでした。仕
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