空白期(無印〜A's)
第二十六話 転
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少ないぐらいだろうか。
百人ぐらいいるはずだから、これだけ見ると確かに僕のランクが珍しいという事がよく分かった。
なのはちゃんの魔力ランクから分かるように魔力ランクAを越える人もいるはずだ。しかしながら、グループは、ランクAまでしかない。なんでだろう? と教官に聞いてみたところ、簡単に説明してくれた。
魔力ランクが高い人というのは、基本的に魔力を生み出す器官であるリンカーコアの覚醒も早いらしい。だから、小学校に上がる前に覚醒する事が多いらしい。そして、この時期の講義に来るのは、魔法世界で言うところの小学校に入学した後に魔力に覚醒した子ども達らしい。だから、魔力ランクもあまり高い子もいないはずで、今までは問題なかったようだ。
とことんまでに、なのはちゃんは、例外だったらしい。
「これから、最初の魔法の実技の授業を始めるとしよう」
僕たちのグループの教官は、座学のときから引き続きイスガ・ヤマモト教官だった。ただし、服装は、座学のときとは異なり、どこかで見た事があるような服装だった。どこだっただろうか? と思い出していたが、記憶を探ると一つだけ該当した。四月のあのジュエルシード事件のときに武装隊の人たちが着ていた制服に似ているのだ。
もっとも、彼の所属も時空管理局であることを考えれば、無理もない話なのだが。
「最初に君達には、魔力という感覚を掴んで、放出するところから始めてもらおうと思う」
教官の話によると、魔法を使う上で、自分の魔力の感覚を掴むことは大切なことらしい。魔法を使うための式を覚え、デバイスを補助として使うだけでも確かに魔法は使えるが、それは、効率があまりいいわけではなく、正確に魔法を自分の手足のように使おうと考えると、この工程は必要らしい。
しかしながら、いきなり魔力が、といわれても分からないだろう。彼らだって、学校や検査機関で魔力反応が確認されただけであり、魔法など使ったことがないのだから。もっとも、だから、そこから始めているのかもしれないが。
「まあ、いきなり、そういわれても無理だろうから―――」
そういって、教官は、魔力の感じ方を説明してくれた。魔力を発生される器官というのは、リンカーコアといわれる器官だ。これは、通常、心臓の隣あたりにある器官らしい。もっとも、レントゲンなどで見えるわけではないらしい。その辺りに意識を集中させ、リンカーコアの鼓動を、血液のように体に巡る魔力の流れを感じることで、魔力を感じる事ができるらしい。
「それじゃ、後は自分達でやってみるといい」
何か分からない事があれば、聞いてくれ、と言い残して、彼は解散を告げた。
これでいいのだろうか? と僕も疑問に思ったものだが、確かに最初に魔力を感じないことには話にならな
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