暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第1話 カルチャーショック!!母上何か隠していませんか?
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よと飛んできた私を、両手で抱き締めるようにキャッチします。とってもイイ笑顔です。ですがあまりの事態に私は、完全に固まってしまいます。

「もう〜。ダメじゃないの、こんな所に一人で来ちゃ〜」

 母上のハイテンション特上機嫌ぶりに、思わずドン引きした私を誰も責められないと思いたいです。

(母上が壊れた? 何故(なにゆえ)?)

「もう、レビテーション位でこんなに驚いて。こんな、初級魔法でダメよ〜」

(なんだってぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーー!!!!)
「えええあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!」
(マホウって、魔法ですか?……いや、魔神や幽霊に会った事あるなら今更ですか?)

「もうすぐ、お兄さんになるんだから。もっと確りしてよね〜」

(なんですとぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーー!!!!)
「おおおううぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーー!!!!」
(兄って弟か妹が生まれるのですか? あー、だから上機嫌なのでしょうか?)

 その時、母上の私を抱く力がキュッと少しだけ強まりました。

「大丈夫。ギルバートちゃんは、ちゃんと泣いてくれたんだもの。今度の子も大丈夫。あの子のようには、絶対にならない。そう……絶対」

(え?)
「う」
(母上? 今震えてた? あの子って……)

「さぁ、部屋へ戻るわよ〜」

 そう言った母上は、先ほどの気味の悪いくらい上機嫌な母上に戻っていました。

(とっ、そうだ。おまるーーーーーーーーーーーー!!!!)
「あっううううぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー!!!!」

「おっ、元気いいわね〜。っと、そうだおしめは大丈夫かな〜」

(ちーーがーーうーーーーーー!!!!)
「あああうううぅぅぅーーーー!!!!」

 私の抵抗むなしく、寝室へ連行されてしまいました。

(この時私の頭の中では、どっかの大佐が「スネーク」と連呼していました。そのうち、「スネーク」から「らりるれろ」変わるのでしょうか? いや、もう考えないようにしましょう)

 それから、しばらく恥辱の日々を過ごすことになってしまったのです。

(何でだろう……。目から汗がたくさん出て来ましたよ)



 あれから数日が経過しましたが、未だに恥辱の日々が続いています。その後もおまるをゲットする為に、何度もミッションを発動しました。が、すべて失敗に終わっています。原因は監視がついた事もありますが、何故か使用人(エネミー)の士気がやたらと高い事です。残念ながら以降のミッションは、全て階段前で捕獲されています。

 ……なんでさ。(怒) いや、とりあえず冷静になりましょう。

 とにかく、屋敷内に違和感があるのです。使用人達は母上と私を、なるべく一緒に居
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