暁 ~小説投稿サイト~
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十三話 バルマー司令官マーグ
[8/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「ゲッ、レイが恋愛感情を」
「しかも相手が」
今度はリツコも顔を壊していた。
「あ、あんた・・・・・・」
アスカも言葉を失っていた。
「あんな地球人かサイヤ人かもわからないのに」
「素敵だと思うわ」
それでもレイは言う。
「逞しくて」
「異常で」
アスカが突っ込むがレイは気にしていない。
「強くて」
「常識外れで」
「それまでの観念を破壊して」
「世の中の摂理を完全に無視して」
「我が道を行っているから。あの人みたいな人は他にはいないわ」
「そりゃあんなのが二人もいたら怖いわよ」
「シュバルツさんは?」
「もう考えたくもないわよ」
アスカはシュバルツも苦手であった。
「あの人も人間じゃないし」
「けれどすっごく格好いいよね」
「止めてよ、あんたもあっちの世界に行きたいわけ?」
「何か憧れない?あそこまで強いと」
「強いとかそういう問題じゃなくてね。非常識じゃない」
「マスターアジアも?」
「そうよ。あたしはあの人達だけは認めないから。わかった!?」
「アスカって本当にあの人達に拒絶反応があるんだね」
「否定はしないわ。とにかく駄目なものは駄目なの」
憮然としながら答える。
「それに今はタケルさんのサポートなんだし」
「そうだったね」
「気をつけなさいよ、あんたとろいんだから」
「何だよ、また」
「ぼーーーっとしてると怪我するわよ。ほら、タケルさんもうあんなとおころまで行ってるし」
「わっ、何時の間に」
「話している間よね」
「何かエヴァもロンド=ベルに溶け込んでるわね、完全に」
ゴッドマーズはもうロゼのゼーロンの側にまで来ていた。エヴァは置いていかれていた。ミサトとリツコはそんないささか、いやかなりギャグめいた場面に途方に暮れていた。
「いい?」
それでもミサトはシンジ達に指示を出した。
「タケル君に向かう敵は皆対処して」
「了解」
「そして彼が危なくなったらすぐに援護に回って。いいわね」
「わかりました。それじゃ」
「すぐに対処しますわ」
こうしてエヴァはゴッドマーズのサポートにまた入った。ゴッドマーズはその間にロゼに向かっていた。その手に剣を握る。
「一撃で決めてやる!」
タケルは叫んでいた。
「タケル!俺達もいるぜ!」
ナオトが言った。エヴァの他にコスモクラッシャーもゴッドマーズの後ろにいた。
「ナオト!」
「そういうことだ。俺達は何時でも御前の側にいるからな」
アキラもいた。コスモクラッシャー隊はその機体の中に皆いた。
「安心しろ。何かあれば必ず助ける」
「隊長」
「だから周りは気にしないで。いいわね」
「ミカも・・・・・・。わかったよ」
タケルはそこまで聞いて頷いた。
「皆、後ろはお願いするね」
「ああ」
「俺は戦うんだ!そして
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 ~小説投稿サイト~
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ