暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十七話 ジャブロー攻防戦
[10/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「僕達?」
「はい、スーパーガンダムになりましょうよ。それなら」
「あっ」
そう言われてやっと気付いた。
「そうだったわね、それがあったわ」
「そうですよ。忘れてたんですか?」
「うっかりしてたわ、御免なさい」
「何かエマさんらしくねえな」
「弘法も筆の誤りってことかしら」
ジュドーとルーがそれを見て言う。二人は既にマシンを変形させて空に舞っていた。見れば変形できるマシンは全て変形していた。
そして渡河に取り掛かった。森と河に足をとられながらもそれでも先に進む。
「させん!」
アンゴラスがここで動いた。彼とその部隊が河の中からロンド=ベルに襲い掛かる。だがそれはマリンスペイザーによって
阻まれた。
「ヌウッ!」
「やはり来たかアンゴラス!」
大介が彼を見据えて言う。
「ここは通さん!僕達がいる限りな!」
「デュークフリード!」
「大介だけではないだわさ!」
ダイザーと合体しているマリンスペイザーから声がした。
「おいらもいるってことを忘れるなだわさ!」
「おいらもいるよ」
「おいらも」
ヌケとムチャもいた。三人は何とかマリンスペイザーのコクピットに乗り込んでいたのだ。
「三人共宜しく頼むよ」
「おう、任せとけだわさ」
ボスが大介に応える。
「大船に乗ったつもりでいるだわさ」
「ボス、マリンスペイザーはもう水の中にいるよ」
「だから言うなら潜水艦だよ」
「ええい、五月蝿いだわさ!」
横から突っ込みを入れてきた二人を一喝する。
「ここは黙って大介のサポートに回るだわさ。わかったわね」
「了解」
「そういうことだ。僕達が御前の相手をしてやる」
「おのれ」
「ここを通りたくばこのマリンスペイザーを倒してからにしろ!それまでは通ることは許さん!」
「ならば!」
アンゴラスの牙とダイザーのダブルハーケンがぶつかり合う。彼等は水中で激しい格闘戦に入った。
「おのれ、河からの攻撃は防がれておるか」
バータラーはそれを見下ろして歯噛みしていた。
「やってくれるな、流石に」
「おっと、河だけじゃねえぜ」
ここで甲児のマジンガーがやって来た。
「兜甲児!」
「おめえの相手はこの俺だ!覚悟しな!」
彼は叫びながらその紅の翼を前に出してきた。
「スクランダーカッターーーーーーーッ!」
そしてそれで切り刻もうとする。だがバータラーはそれは何とかかわした。
「チッ、やっぱり七大将軍だけはあるな」
「小癪な真似を」
攻撃をかわしたバータラーはこう言ってマジンガーと甲児を睨み付けた。
「このわしに空で戦いを挑むとは、身の程知らずが」
「一つ言っておくけどな、マジンガーは空でも無敵なんだぜ」
甲児もバータラーを見据えて言う。
「それは今までの戦いで散々教えてやってるんだけどな、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ