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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十七話 ジャブロー攻防戦
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止めよう。そもそも俺と葛城三佐も何故か俺の方が年上になっているみたいだしな」
「実際アムロ中佐って幾つなんでしょうね」
「まあもうそういうことは止めにしよう。どうも変な設定も入っているしな」
「そうですね。何かセーラー服やタキシードを着たりしそうで」
「今ミサトがセーラー服着たら完全にあっちの世界ね」
「こら、それはどういう意味よ」
「冗談よ。けど大人がセーラー服着たら本当にまずいわよ」
「確かに。けどアムロ中佐のタキシードは似合いそう」
「そうかな」
「アデューとか言ってね」
「そう言われると着てみたいな」
「タキシードは持っていないのか?」
「柄じゃなくてね。着る機会もないし」
「相変わらず軍服とパイロットスーツで通しているんだな」
「私服も持ってるさ、一応な」
「プロ野球チームのユニフォームだったら面白いですね」
「だからミサトはそこから離れなさいって」
ラー=カイラムの艦橋は比較的リラックスしていた。見れば皆彼等と同じ様に緊張は見られなかった。
「いい感じだね」
万丈がそれを見て言った。
「リラックスしていると。戦いもスムーズにいく」
「はい」
それにギャリソンが頷く。
「やはり固まっていては何にもなりませんからな」
「そういうこと。ダイターンの整備は終わったかい?」
「ワックスがけも済ましております」
「早いね。それじゃあジャブローでも派手に暴れるか」
「ジャブローか」
ゼンガーがそれを聞いて呟いた。
「何かあるのかい、少佐」
「いや、まさかこの戦いで来ることになるとは思っていなかったからな」
ゼンガーはそれに応えた。
「そのまま日本に行くと思っていたのだが」
「日本か」
万丈はそれを聞いてふと遠くを見た。
「そういえば離れてかなり経つな。大丈夫かな、あそこは」
「どうやら無事なようでございます」
ギャリソンがそれに答えた。
「最近はガイゾックもバーム星人達も大人しいようでして」
「それじゃあ心配事はあの長官だけか」
「はい。最近は仕事がなくてイライラしておられるようですが」
「軍人は暇なのが一番なんだけれどね」
「そうは考えておられないようで。また何かと周囲を困らせておられるようです」
「やれやれ、あの人は相変わらずだな」
「全くだ」
それにケンジが頷く。
「俺達はあんな人の下にいなくて本当によかったと思っている」
「大塚長官は話のわかる人だしね」
「ああ。あの人でなければタケルも今頃はどうなっていたかわからない。少なくとも三輪長官なら絶対に許しはしなかった。
「これはわかる」
「そうだね」
これは万丈も同じ意見だった。
「ダバ君達もね。果ては大介君達も」
「しかしあの男はどうしてあそこまで異星人達を憎むんでしょうね」
今度はアキラが言った
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