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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十四話 キリマンジャロ航空戦
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安定したものであった。
「どうなのかな」
「何かあったら助けに行くだけだから」
 レイはまた言った。
「それまでは。私達の戦いを続けましょう」
「そやな。それしかあらへんな」
 それにトウジが頷く。こうして彼等はその配置についたのであった。
 ロンド=ベルの前方に木星トカゲ達が展開していた。そしてその中には北辰衆もいた。
「ナデシコはどうやら新型艦になったようですな」
「うむ」
 北辰は部下の言葉に頷いた。
「そして最新鋭のエステバリスもあるな。情報通りだ」
「あの黒いエステバリスですな」
「あれの相手は私がする」
 北辰は静かに言った。
「手出しは無用だ。よいな」
「わかりました。それでは」
「全軍攻撃に移る」
「了解」
 彼等は静かに動きはじめた。そして攻撃に掛かる。ロンド=ベルと火星の後継者達の空中戦が幕を開いたのであった。
「空を飛べないやつは戦艦の甲板に出ておけ!」
 ブライトの指示が下る。
「そしてそこから援護射撃だ!いいな!」
「了解!」
 アムロ達がそれに頷く。そして早速攻撃に移る。
「このヴェスパーなら!」
 まずはシーブックがヴェスパーを放つ。それでカトンボが一機消し飛ぶ。セシリーもそれに続く。
「私だって!」
 ビギナ=ギナのメガビームランチャーから光が放たれる。それでまたカトンボが一機炎に包まれた。艦上からであったがそれでも彼等の攻撃は正確であった。
「やっぱり凄いわね」
 アムがそれを見て素直に感嘆の言葉を述べる。
「シーブック君もセシリーちゃんも。ニュータイプだけあるわ」
「私達も腕を見せないと駄目だぞ」
 そんな彼女に対してレッシィが言う。
「折角出撃しているんだからな」
「けれどちょっと攻撃が難しいわね」
「艦の上からだとか」
「うん。このグランガランって結構足場ないし」
「それはそうだが」
 二人のエルガイムとヌーベルディザートは何とかグランガランの上にいる形となっていた。それでも攻撃は行っていた。
「辛いね」
「やはりここはダバに期待か」
「そうね」
 だがそうは言っても彼等も頑張っていた。パワーランチャーで敵を撃ち抜いていく。やはり確かな腕を持っていた。
 ロンド=ベルは七隻の戦艦を軸に戦いを行っていた。その中でも最新鋭のナデシコの活躍は目を見張るものであった。
「艦首を敵に向けて下さい」
 ユリカはハルカに指示を出す。
「了解」
「ルリちゃん、ミサイルはいけますか」
「はい、何時でもいけます」
 続けてルリにミサイルの状況を問う。そしてそれを聞いてからハーリーに言う。
「ハーリー君、ミサイル発射用意」
「攻撃目標は」
「前方にいる木星トカゲ一個小隊。了解しましたか?」
「了解、照準セットしました」
「では攻撃に
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