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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十三話 謎の少女
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仕方がない」
「わかりました。それでは」
「ああ」
 それに従いユーコンの艦隊が前に出て来る。だがそれにはまだ誰も気付いてはいなかった。
 シャッフル同盟を中心としたモビルファイター達が戦場に到着したがそれは変わらなかった。彼等は相変わらず水中用モビルスーツを相手にしていただけであった。
「何か呆気なくやっつけていけてるね」
 アレンビーが言った。
「ちょっと拍子抜けしちゃったよ」
「所詮水中用モビルスーツだからな。陸での動きが遅い」
 ドモンがそれに答えた。
「このまま一気に押し切る!やってやる!」
「甘いぞドモン!」
 ここで突如として声がした。
「その声は」
「まさか」
 シャッフル同盟の面々が一斉に注目する。
「敵を侮るな!この程度ではないぞ!」
「何処だ」
「何処にいるんだ」
「ここだ!」
 水面から水しぶきがあがった。そしてその水面にガンダムシュピーゲルが立っていた。
「シュバルツ=ブルーダー!」
 ドモンがその名を叫ぶ。
「ジオンとて歴戦の勇者!それを忘れるとは御前もまだ未熟なようだな!」
「クッ!」
「未熟なのはいいけれど」
 クロが冷静な目で見て言った。
「あの人なんで水面に立っていられるニャ?」
「水陸両用でもそんなの無理だよニャア」
「そんなことはどうでもいい!」
 シロの突っ込みも強引になかったことにする。
「今ジオンはその潜水艦によりミサイル攻撃を仕掛けようとしている!それに気付かぬとは迂闊だぞ!」
「そうだったのか!」
「何であの人が知ってるのかニャ?」
「もう突っ込むのよそうぜ。どうもおいら達の常識が通用する人じゃなさそうだし」
「潜水艦を叩け!さもなければ御前達に勝利はない!」
「だがどうやって」
「水の中に入れ!それ以外に道はない!」
 シュバルツは尚も言う。
「水の中に」
「そうだ!そしてそこで敵を倒せ!そこで何かを掴むのだ!」
「確かにモビルファイターは水中でも性能は落ちたりはしないが」
「だからこそだ!さあ早く行くのだドモン!」
 シュバルツは言う。
「来い!そして敵を倒せ!」
「よし!」
 ドモンは跳んだ。そして海の中に飛び込む。
「来い!誰であろうが俺が倒す!」
「何かバイストンウェルでも同じことやったよね」
「バーンと戦った時だったな」
 ショウはチャムの言葉を聞いて懐かしそうに呟く。
「あの時は大変だったね」
「ああ」
「バーンの奴しつっこいし。けどあたしショウなら大丈夫だって思ってたよ」
「嘘つけ、ずっと耳元で怒鳴ってた癖に」
「兄貴、陸はおいら達に任せな!」
「サイシー!」
「この程度の敵なら問題はありません」
 ジョルジュも言う。
「安心してていいぜ。丁度いいウォーミングアップだ」
「最
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