第六十三話 謎の少女
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「サイフラッシュが来るぞ!注意しろ!」
「了解!」
「ありゃ、もう読んでやがるのか」
敵が散ったのを見たマサキは拍子抜けして言った。
「動きが早えな。一体どういうことだよ」
「敵もあながち馬鹿じゃないってことだろうな」
「ショウ」
ウィングキャリパーがやって来た。そこにはショウとチャムがいた。
「サイフラッシュの威力はもう言うまでもない。警戒するのも当然さ」
「ショウってあったまあいい」
「茶化すなよ、チャム。けれどそれはそれでやり方があるさ」
「やり方が」
「ああ。丁度今ダバも来たしな」
ブローラーに変形したエルガイムマークUもやって来た。機動力に優れるマシンだけを行かしたのはどうやら正解だった様である。
「ガンダムファイターももうすぐ来る。ここはそれぞれの機動力を活かして敵を一機ずつ落としていこう」
「それがいいな」
ダバもショウの意見に賛同した。
「敵の数はそれ程多くはない。ここは確実に行こう」
「間に合ったら急に冷静になったな」
「戦いってのは冷静にならないと駄目だろう?さもないと失敗する」
「ちぇっ、何かヤンロンみたいな言葉だな」
「そうかな」
ダバはそう言われ少し困った様な顔をした。
「俺はそうは思わなかったけれど。説教臭いかな」
「ダバは真面目だから」
リリスがそんな彼をフォローする。
「ついそうなってしまう時があるよ。けど気にしないで」
「有り難う」
「それじゃあすぐに敵に向かおう。ダカールの市街地に進ませてはいけない」
「おうよ」
「もうすぐガンダムファイター達もやって来る。それまで持ち堪えるぞ」
ダカールの港での戦いもはじまった。マサキ達は上陸して来るジオンのモビルスーツに対してその機動力をフルに活かして攻撃を仕掛ける。まずはショウが動いた。
「はああああああっ!」
「いっけええええーーーーーーーーっ!!ハイパーオーラ斬りだああーーーーーーーーーっ!!」
チャムも叫ぶ。ビルバインのオーラソードが振り下ろされるとそれだけでズゴッグが両断された。両断されたズゴッグは炎の中に消えた。
「行けっ!」
ダバも攻撃を仕掛ける。エルガイムマークUに戻りそこからSマインを投げる。それでアッガイを一機破壊する。
「もう一機!」
そして次はパワーランチャーを放つ。それでその横にいたゾッグも屠った。
「チッ、手強い連中が来やがったな」
ブーンはそれを見て舌打ちした。
「このままじゃダカールの占拠は及びつかんな」
「どうしますか」
潜水艦に残った部下の一人が問うてきた。
「潜水艦も前に出せ」
ブーンはその部下に対して言った。
「ユーコンもですか」
「そうだ。対地ミサイルで攻撃する」
「ミサイルで」
「モビルスーツだけでは無理そうだ。ここは
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