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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十一話 砂漠の狼
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きなんで」
「三銃士の参上というわけ」
「全く困った子達ね」
 クリスはそれを聞いて苦笑いを浮かべた。
「そんなのだと。将来いい大人にはなれないわよ」
「そこは口八丁手八丁」
「ノリと勢いで」
「どうにでもなるのが人生と」
「あっきれた」
「まあモビルスーツの素晴らしさがわかるんじゃいいんじゃないかな」
「何言ってるのよバーニィ、彼等が欲しいのはお金よ」
「あれっ、そうなの」
「大体彼等にしろジュドー君達にしろしっかりしてるんだから。何処をどうやったらこんなふうになるのかわからないけれど」
「きつい御言葉」
「何か俺達って結構ジュドー達と同一視されてるんだな」
「この前フロイライン=アスカには三馬鹿なんて呼ばれてたしなあ」
「何か言った?」
 今度はアスカが出て来た。
「馬鹿に馬鹿って言って何が悪いのよ」
「ほら、噂をすれば何とやら」
「本当に耳年増だよなあ」
「一言余計なのよ、あんた達は」
 そう返してまた言う。
「大体男ってのはねえ、無口で強くないといけないのよ。それで何でそんなにペチャクチャと」
「無口で強い、ねえ」
「じゃあBF団十傑衆の直系の怒鬼なんかは」
「いいねえ、あれで格好いいし」
「しかも組織の大幹部ときた」
「・・・・・・あたしはとりあえず普通の人限定なんだけれど」
「人間だよなあ、一応」
「確か科学的にはそうだったな!」
「あれの何処が人間よ!七節艮であちこちぶっ壊しまくってんじゃない!あんなの使徒より強いわよ!」
「使徒より強いって」
「それは言い過ぎじゃ」
「あたしはああいった常識外れなのが一番嫌いなのよ!ちょっとはまともな人間はいないの!?」
「タケルなんかどうだ」
「タケルさん」
 アスカはそれを聞いてキョトンとした顔になった。
「ああ。強いし無口な方だしそれにルックスもかなりのもの」
「年上だしアスカ的にもいいんじゃないのか」
「あたし別に年上は」
「あれっ、違ったのか」
「そういうんじゃないわよ」
 ケーンに応える。
「ただ。あの人はちょっと」
「タイプじゃないってか」
「いや、格好いいとは思うわよ。けど」
「けど。何なんだよ」
 ジュドー達も話に入ってきた。
「あたしなんかが入られる人じゃないから」
「謙遜ってやつ?」
「だから違うって。けど、何か重いもの背負っている人だからね。あたしなんかよりずっと」
「まああの人はね」
 これにはガンダムチームもドラグナーチームも頷いた。
「本当に。辛いだろうから」
「そういうのを受け止めてくれる人がいたらいいんだけれどね」
 ルーが言う。
「包容力があるか。優しいか」
「けど。タケルさんも凄く優しい人だから」
「それがかえって辛い場合もあるしね」
 ビーチャにモンド
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