姪っ子誕生!?〜
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「・・・こんな層があったのか・・・」
「ここはレベル上げに向かないからな。亮、お前も気付かずに飛ばしたんじゃないか?」
「まあ・・・あの頃はかなり差がついてたし・・・」
層を飛ばし飛ばしなんてよくやったからなあ・・・
「辺りが森や湖ばかりですね・・・」
「この世界だと平和なのは良いことよ。・・・むしろ違和感を感じそうね」
「ところで咲、二人の場所は?」
「ああ、聞いてるよ。えっと・・・こっちだな」
森の中をどんどん進んでいく。
「・・・たまにここが仮想世界か疑うよね」
「・・・まあ、ボク達は幻想郷とかもっと非現実的なとこも見てるし・・・」
「ま・・・まあそうですね・・・」
「あはは・・・サチ、どう?」
「・・・」
「・・・やっぱりすぐには変わらないよね・・・」
「・・・ほれ!」
咲が頭を叩いてくる。
「キリトやお姉ちゃんに会った時に、そんな顔してたら心配されるぜ。・・・サチさんを見たらキリトも色々思い出すだろうし、お前がフォローしてやれよ」
「あ・・・ああ・・・ところで咲?」
「ん?」
「・・・めっちゃ女の子っぽい服着てるのな」
「ほっとけ!制服でふらふら下層を歩けるか!」
「前の黒い服は?」
「・・・お姉ちゃんが男のフリはもう必要ないって・・・禁止された」
「うわ・・・」
「わたしは嬉しいけど俺は複雑だよ・・・」
そんな話をしていたら、一つの家が目に入った。
「ここ?」
「・・・うん、そうだな。・・・行こうぜ」
咲が家のドアをノックする。しばらくすると何かが走る音が聞こえ、ドアが開いた。
「・・・あれ?」
だがそこには誰も・・・
「・・・おねえちゃんたち、だれ?」
・・・下から声が聞こえ、下に視線を向けると・・・女の子がいた。
「・・・あれ?家間違えたかな・・・」
咲が首を傾げたその時、背後から二人の人影が・・・
「ユイちゃん、勝手に出たら危ないよ・・・って」
「アスナ、誰が来たんだ・・・っと?」
「あ、パパ!ママ!」
「・・・・・・へ?」
咲がフリーズ。ちなみに俺も・・・今の言葉を整理していた。パパ?ママ?キリトとアスナが?・・・って。
「「えええぇぇぇぇ!?!?」」
亞莎や詠も唖然とし、俺や咲は驚きの大絶叫を出した。
「おね・・・お姉ちゃんがママ・・・?え、だって・・・あふぅ・・・・・・」
「ちょ、咲!?」
『咲さんっ!?』
咲が倒れそうになり、背後にいた詠が慌てて咲を支える。
「・・・えっ、サチ!?」
「え、えぇぇ!?」
キリトもサ
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