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カンピオーネ!5人”の”神殺し
本編に全く関係ないネタなので、見なくても大丈夫だよ〜

前書き [2]次話
「・・・まさか、そんな・・・・・・。」

 荒れ狂う海。叩きつけるような豪雨が降り注ぎ、並の船ならば数分で粉々に砕かれてしまいそうな大波。その中を【SaintSatan(聖なる魔王)号】は突き進んでいた。

 ・・・そして、その船の先端に立っていた鈴蘭の、放心したような声。

 彼女は、魔術を使って雨風を防ぎながら、目の前の光景から目を離せないでいた。

「まさか、こんな光景をこの目で視る事が出来るとは・・・。」

 その隣で、ミーコやリップルラップルすらも呆然とその光景を見ていた。

「ヒヒ、ヒヒヒヒヒヒィ!!やはり凄い!人間は凄いよ!!僕たちには存在しない、可能性の塊なんだ!!!」

 その場で唯一興奮しているのは、ドクターのみ。・・・だが、この光景を見たのなら仕方がないであろう。

 ・・・何故なら

『さぁ、我と戦え神殺し!!我に勝ったのならば、何でも一つ願いを叶えてやろう!!!』


「・・・最新の、神。」

 翔希の声が響き、それに鈴蘭が続いた。

「まつろわぬ神龍(シェンロン)!!!」

 ここに、世界中で大ヒットし、神作品として人気を博した漫画から生まれた最新の神との戦闘が、始まったのだった。











・権能【七つの宝玉(ドラゴンボール)

・能力:一ヶ月に一つ、宝玉を創りだす事が出来る。コレが七つ集まったとき、神獣として神龍(シェンロン)を呼び出す事が可能になり、神龍は、自身を呼び出した主の持つ呪力で可能なことなら、どんな奇跡ですらたった一つだけ起こせる。
 願いを叶えたあとは、その宝玉は破壊され、また七つ宝玉を創りだすまでは呼び出す事が出来ない。
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