第六話 大天その八
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髪の女の子みたいなの?」
「よく知ってるな」
牧村は妖怪達がアニメまで観ていることに少し驚いていた。今まで自分が考えていたよりも人間界に親しんでいることもわかった。
「もう結構古いアニメだがな」
「だから僕達一生長いしさ」
「人間の世界のものって楽しいのばかりだし」
「面白いことだったら大歓迎だよ」
「美味しいものもね」
「人間に近い部分も多いのは確かか」
「わかったようじゃな。そういうことじゃよ」
部屋を出る時に博士の声を聞いた。ここでは最後まで話すことはなかったが。それでも彼の心には残った。妖怪も人間と変わらない部分が多いということに。
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