第五話 襲来その十
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
た。それではな」
「どうも作りそうにないのう」
博士は牧村の言葉からこう読んだのだった。
「しかしそれでもじゃ」
「相手はできるというのか」
「できる場合とできない場合があるがな」
この辺りはどうも曖昧な言葉になっていた。
「そこの辺りはな。やはり縁じゃよ」
「何もかも縁なのだな」
「わしと君が今ここで会って話をしているのもそれじゃよ」
「それは腐れ縁という意味か?」
「また随分と言うのう」
今の牧村の言葉にはいつもと変わらない彼を見た。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ