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少女1人>リリカルマジカル
第四話 幼児期C
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と家に置いておくことが心配だった。そこで、本来なら数年後に渡す予定だったものを繰り上げ、俺たちに危険がないように、話し相手になれるようにと渡されたのだ。

 それと現在、俺たちが転移を使って放浪していることを、母さんは知っている。危ない場所にはいかない、絶対に知らない人にはついていかないなど、約束をして放浪している。俺たちに家で寂しい思いをさせるぐらいなら、せめて楽しませてあげたい、と母さんは言ってくれたからだ。本当に母さんには頭が上がらないよ。


「いい、アルヴィン。もし危なくなったらすぐに念話で知らせるのよ。それを聞いた周りの人が、助けてくれることもあるから」
「はーい」

 それにしても、……なんかデバイスが警報ブザーみたいな扱いな気がした。


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