第十七話 棺桶その十八
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簡単なことだ。こうするだけだ」
今まさに突進しようというところで左に身をかわす。そうしてその右手の剣を魔物の首に刺す。それはさながらマタドールの如きだった。
しかしその剣は空しく弾き返されてしまった。鈍い金属音だけが響く。
「むっ!?」
「生憎だが私の身体にはあらゆる武器は通用しない」
ストーンカは一旦通り抜けた。そうして反転して彼に身体を向けなおして言ってきたのだ。
「そう、あらゆる武器がだ」
「通用しないというのか」
「例え髑髏天使の武器であってもな」
それもだというのだ。
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