第二話 天使その十六
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頭を見せているその異形の者は。赤い目で牧村を見据えていたのであった。
「今は我々のことを」
「では化け物とでも言おうか」
牧村は一歩退き間合いを取った。間合いを取りつつ身構えてまた異形の者に対して言う。
「どちらがいい?」
「どちらでも変わりはない」
異形の者にとってこちらからの呼び名はどうでもいいことのようであった。言葉が素っ気無い。
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