第二話 天使その四
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なっている。
「人間に化けて行ったよ」
「だから安心していいから」
「ちゃんと化けられたんじゃろうな」
問いながらもう塩辛の瓶を開けている。桃色の烏賊の塩辛である。
「そこが不安なんじゃが」
「まあ何も言われなかったよ」
「目は結構怪しそうなのを見る感じだったけれど」
つまりは駄目だったのである。しかしそんなことは別に気にしてはいないようだ。
「それはどうでもいいし」
「買えたしね、ちゃんと」
「怪しまれては駄目であろうに」
今度は豆腐に醤油をかけている博士であった。
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