暁 〜小説投稿サイト〜
その男ゼロ ~my hometown is Roanapur~
chapter 02 : sister
#05 "a place of relaxation"
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
お前だから聞いてみたくなったんだ」
変わってきた、か。
そうなのかな。自分じゃ正直よく分からない。
何も変わっていないような気もするし、確かに変わったような気もするけど、ね。
「それで?もう一つの質問は?」
「ああ。お前は俺達……」
ゼロが口を開きかけたその時、
「いよう!お二人さん! 男同士でしんみり飲んでんのかい?」
僕ら二人の背中に声が掛けられる。振り返って確かめる必要もないだろう。
この店で僕たちに、いやゼロにこんな風に気安く声を掛けてくる奴はそうはいない。まして、声の主が女とくれば………
「エダか。何か用か?」
ゼロが振り向いて声を掛ける。
そう、『暴力教会』のシスターである彼女しかいないよね。
僕は黙ってグラスを持ち上げて席を移動する事にする。なるべく関わりたくないんだよね。 彼女とは。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ