原作前に小学校に入ろう
俺、いつの間にか死んでた
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ユメを見ていた。
とても懐かしく、とても辛いユメ。
そして、俺という個人を構成していたかけがえのない人のユメ。
『兄さん、わたしは___』
___あなたを殺したい。
そして彼女は俺の前から・・・いや、この世から姿を消してしまった。
目を覚ましたら俺、三島大吾(みしま だいご)は辺り一面真っ白な世界に一人、ぽつんと立っていた。
「・・・え、いや、マジでここどこよ?」
俺は不思議に思い、適当にブラブラと数十分ほど歩いてみる。
だがこの世界に終わりなど存在せず、ただずっと白だけが目に入る。
いい加減疲れて休もうとしたその時、後から声が聞こえてきた
「あんた、こんなとこにいたの!?探したじゃない!」
振り返るとそこには真っ白いワンピースを身にまとい、黄色に輝く輪っかを頭の上につけている、いかにも「私は天使だぞ!」といった感じの赤い髪のだいたい中学生位の女の子が俺に向かって指を指していた。
「む、人のことを指指すのはいけないんだぞ」
「あ、ごめんなさ__って、なんであたしが謝らなきゃいけないのよ!勝手にいなくなってたあんたが謝りなさい!」
なんとも礼儀正しいのか悪いのか、判断がしにくかった
「えっと・・・はい、なんかすいませんでした」
とりあえず俺はここで文句言ってもなんにもならないと判断し、謝る
それに少女は機嫌を良くし、ふふふ♪と笑いながら話を始めた
「とりあえず自己紹介をするわね。あたしはこの世界、天界の管理、修正を行っている神!ゴッド!名前はエリザよ。特別にエリザって呼んでもいいわ。大吾」
そう言って少女、エリザは笑った。
神?ゴッド?・・・つまり厨二乙♪ってことだねっ
「違うわよ!いきなり初対面の相手に厨二乙♪なんてよく言えるわね!性格破綻してるの!?」
「えー、そんなことないですよー・・・って、あれ?俺、今声に出してたっけ?」
俺は声に出した覚えのないことをエリザにいわれ、同様を隠せずにいた。
「いや、あたしがあんたの心を読んだのよ。ついでにこれは神の最初からある特性だから」
ふ〜ん。つまりデフォルトに人の心を盗み見ていると。プライバシーの侵害だね。
「ほんと、あんた友達いなくなるわよ?
と、そんなことよりも本題本題。あんたが今、この世界にいるのには理由があるのよ」
理由?
俺はなんだろう?と目をつむって少し考える
「理由は簡単。あなた、死んだのよ」
・・・母さん、父さん、俺、いつの間にか死んでた。
「いやいや、そんあどこぞの死んだ世界でリーダーをしているあだ名が残念な紫頭の少女の如く言われてもだよ!」
「よく今のネタわかったわね?とりあえず、あなたに
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