第3章 白き浮遊島(うきしま)
第23話 ルイズに王命?
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確かに、この世界は中世レベルの科学力しかないですから、移動手段と言うと一般的なのは自らのアンヨ。次がお馬。そして、キュルケとタバサは貴族のお姫様とは言っても、キュルケは令嬢然としたお姫様と言う雰囲気ではないですし、タバサはガリアの騎士。馬を操る事が出来たとしても不思議では有りません。
それに比べると、俺はつい最近まで現代日本で暮らして来た人間ですから、馬に乗った経験は一度。それも、観光地で横に飼育員のオジサンが手綱を引いている状態の馬に乗って、ヤケに高い視線の位置に少しおっかなびっくりだった程度の経験が幼い頃に有るだけ。
こんなの乗った内に入らないでしょう。
しかし、タバサはそう言ったキュルケの胸の中で、首を横に振る。但し、これは多分、キュルケには見えては居ません。
そして、その事に気付いた、と言う訳でもないのでしょうが、その後に、こう続けた。
「必要ない。わたしには、彼が居る」
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