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バカに憑依で一匹狼
プロローグ?
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「あぁ〜…明久可哀想だな…理不尽な暴力に暴言とか…」


少年は、今バカテスの小説を読んでいる…


「……もし…行けるなら…戦争やってみたいんだよなぁ…」

小説を読み終え、机の上に置く


「…寝るか…」


少年は、ベッドに寝転がり目を瞑った…


「おやすみぃ……」

そしてそのまま意識は遠退いていった…










朝…


「ふわぁ〜……結構寝れ……た…な?…なにぃ!!?」


ど、何処だここ!?

少年が周りを見渡すとさっきまで居た部屋とは違いゲームやら漫画が放置されている部屋だ…


「…この部屋…まさか!」


急いで部屋に置いてあった鏡を見ると…

「……俺が吉井明久になっているだとぉ!?」


…ま、まさかこれは…憑依なのか…!


「……ふ…フハハハ!!」


まぁ、いい…これからは一匹狼だ……


「取り敢えず…探索するか」


俺は、部屋やリビング…いろいろな部屋に置いてある明久の私物を持ってきた


「まず、今何日だ?」


カレンダーを見ると4月1日だな…


「時代は丁度原作開始日の少し前か……完璧だ…」


それにしても目が痛いな…なんか入ってるのか?


「…ん?コンタクトレンズか?…いや、カラコンだ……」


もう一回鏡を覗くとカラコンを取った目が、黒かった…


「……もしかして…明久は、髪も染めてた?」


棚の中を開けると茶色になる髪染めが、あった


「は、ははははは…何でもありだな…おい…」





取り敢えず…俺の名前は…………あれ?何だったっけ?…思い出せねぇ…


「覚えているのは…原作だけだ…」


家族も友達の顔を思い出せない…記憶から消えていくようだ…


「……まぁ、いいか…取り敢えず髪を黒くしよう…」


床に落ちている財布を拾い、中を見ると…


「……残り…640円…」


……死んだ…俺死んだわ…


「仕方ねぇか…一応この町のことを知らないといけねぇし、散歩するか…」


俺は金の入っていない財布を持ち玄関に向かうと…


「……郵便?」


玄関に落ちている封筒を拾った


「開けていいのか?でも今は、明久だから問題ないな…」


中を開けてみると…

「10万……仕送りかな?」


ラッキー…危なかった…このままじゃ死ぬところだったぜ…

「一万あれば、充分だな…後は置いていこう」


一万を財布に入れ残りは封筒に戻しリビングの机に置いてきた



「さてと…行きますか…」



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