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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十一話 コロニー阻止作戦
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主力部隊が展開していた。ザクV改や赤いバウ、ドーベンウルフまでいた。
「マシュマーにグレミー、ラカンかよ。本当にオールスターだな」
「ジュドー、頼むぞ」
「わかってますって、艦長」
 ジュドーはモニターのブライトに対してそう言って笑みを作った。
「あんな連中俺一人で充分ですって」
「カミーユ、ジュドー達のフォローを頼む」
「わかりました」
「シローとバニング達もな。宜しくな」
「ええ」
「了解」
 シロー達もそれに頷いた。ブライトの指示はまだ続く。シーブックやダバ達も正面にあたることとなった。指揮はアムロが採る。リュウセイ達もここに回された。見れば小回りの効く部隊は殆どこちらであった。
「そしてヒイロ達は側面だ」
 見ればネオ=ジオンは右手にも部隊を展開させていた。そこにはゼクス等がいた。
「ダンクーガやライディーン、ダイモスもだ。いいな」
「了解した」
「それでいい」
 ヒイロと京四郎が彼等を代表するかのように応える。
「エステバリスは護衛だ。いいな」
「ちぇっ、またそれかよ」
「ヤマダさん、御安心して下さい」
「ダイゴウジだって言ってるだろうが」
 ぼやくダイゴウジに対してルリが言った。
「戦艦も前線に出ますから」
「おっ、そうか」
「はい。今回の作戦は絶対に失敗が許されません。何としても成功させなければなりませんから」
「その為にはナデシコも前線に行っちゃいます」
 ユリカもモニターに出て来た。
「もっともいつものことなんだけれどねえ」
「ハルカさん、それを言っちゃ駄目ですよ」
 メグミがハルカを注意する。しかしハルカは何処吹く風であった。
「わかって頂けたでしょうか」
「おう、充分な」
 ダイゴウジはニヤリと笑ってそう答えた。
「そうこなくっちゃな。戦いは派手にやらねえと」
「おう、その通りだ」
 リョーコがそれに頷く。
「徹底的にやるぜ。何人たりともあたしの前に存在させねえ!」
「リョーコさん、何かどっかのレーサーみたいですね」
「お、そうか」
「レーサーが言った。イレッサー」
「・・・・・・なあイズミ、最近無理して駄洒落言ってねえか?」
「そんなことはどうでもいい!とにかく戦争だ!」
「ヤマダさん、前に出るとエネルギー切れ起こしますよ」
「おっとと・・・・・・ってだから俺はダイゴウジ=ガイだって言ってるだろ!」
「ルリちゃんもからかわない。めっ」
 ハルカが窘める。
「ナイーブなんだから、彼」
「・・・・・・初耳だぞ、それ」
 レッシィがそれを聞いて我が耳を疑ったような顔をする。
「何かのジョークか!?」
「あら、ジョークじゃないわよ」
 ハルカは笑ってレッシィにそう返した。
「ダイゴウジ君ってあれでも繊細なんだから。タケル君以上にね」

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