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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十一話 コロニー阻止作戦
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うが!」
「大尉、それは気のせいですって」
「そうそう、俺達みたいな品行方正の若者を捕まえてそれはないよなあ」
「怒りたい年頃なのかな」
「俺はまだ若い!歳のことは言うな!」
「ありゃヤブヘビ」
「参ったね、こりゃ」
「マスドライバーより先に貴様等を修正してやる!そこになおれ!」
「まあ大尉殿」
 ベンが間に入って来た。
「今は祝いの場ですしここは抑えて」
「軍曹、貴様がそうやってこいつ等を甘やかすからさらにつけあがるのだろうが!そこをどけ!」
「まあ落ち着かれて」
「大尉、まあこれでも飲んでくれ」
「フォッカー少佐」
 フォッカーはその手にある一杯のグラスを彼に差し出していた。
「グッとやってな」
「グッと」
「そう、グッと」
「わかりました。それじゃあ」
「ああ」
 言われるままでにグラスを受け取って飲んだ。するとあっという間にそこに倒れてしまった。
「流石ウォッカだ。よく効くな」
「それ本当にウォッカですか?」
「何かやばい薬なんじゃ」
「おいおい、幾ら俺でもそんなものは飲ませないぞ」
 ドラグナーチームの突っ込みに対して苦笑いで返した。
「これは本当にウォッカさ。ただアルコール度がちょっと高くてな」
「どれ位でしょうか?」
 ベンが尋ねる。
「九十六度ってとこだ。ロシアじゃ普通に飲まれてるらしい」
「九十六度」
「そんなの人間が飲めるのかね」
「俺は普通に飲んでいるぞ。出撃前にクイッとな」
「出撃前に」
「クイッと」
「戦争ってのはな、伊達と酔狂だ。酒は付き物だろうが」
「いや、幾ら何でもそれはまずいんじゃ」
「危ないですし」
「おいおい、御前等らしくない言葉だな」
 流石に引いているドラグナーチームに対してそう言った。
「試しに一度やってみろ。そうすりゃ俺みたいになれるぞ」
「ロイ、貴方」
「ゲッ、クローディア」
 恋人が現われてその顔を変えさせた。かなり狼狽したものになっていた。
「あれだけ出撃前のお酒は止めなさいって言っているのに」
「いや、これは」
「言い訳はいいわ。そんなことだと今度から禁酒よ」
「おい、それは厳し過ぎるだろ」
「貴方にはそうでもしなくちゃわからないわよ。いい、今度出撃前に飲んだら禁酒よ」
「ちぇっ、わかったよ」
「全く。何時まで経っても子供なんだから」
「流石のフォッカー少佐もクローディアさんには勝てないみたいだな」
「ああ。ロンド=ベルのエースの一人も敵はいるんだな」
「若しかするとギガノスの旦那にも」
「あればいいけどな、本当に」
「今回も出て来るんだろうな」
「ああ、どうやらそうらしいな」
「アムロ中佐」
「既にギガノスは防衛ラインを整えているらしい。それの指揮官はマイヨ=プラート大尉だ」
「やっぱ
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