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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十八話 バイタル=ネット
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いだ!それ以外何があるというのだ!」
「・・・・・・やっぱりね」
 予想していたが実際に聞くとかなり呆れてしまった。
「今からそれを見せてもらおう!」
「言われなくてもやってやるわよ。もう来てるし」
 見れば防衛ラインをかいくぐってグランチャーが数機来ていた。
「あんた達もやんなさいよ。海の上で大変でしょうけれど」
「笑止!」
 シャイニングガンダムは水面を蹴った。そして空に飛び上がった。
「海の上であろうと俺は遅れはとらん!食らえええええええええええええっ!」
 敵のグランチャーに攻撃を仕掛ける。そしt一撃で破壊してしまった。
「まだだ!」
 そして別の機も。どうやら彼にとって海での戦いもそれ程苦とはならないようである。
 アスカはそれを見ていささか呆れるものがあったが戦場に心を戻した。そして上空のグランチャーに対して射撃を開始した。
「行くわよ、三人共!」
 ポジトロンライフルを放つ。それで敵を次々と一掃していく。
「ぼやぼやしてるとあたしが全部撃ち落としちゃうわよ!」
「そら無理やろ」
「突っ込む暇があったら攻撃する!」
 トウジに対しても臆するところはない。
「いいわね、これって戦争なのよ!」
「ええ」
 レイはそれに頷いた。そして甲板を蹴った。
「なっ!?」
「上の敵への攻撃は下から撃つだけじゃないから」
 そう言いながらナイフを取り出す。そしてそれでグランチャーを斬り裂いていった。
「何てやり方・・・・・・」
「さっきドモンさんのを見て思いついたの」
 着地しながらそう答えた。
「意外と有効よ。やってみたら」
「うう」
「僕は遠慮しておくよ」
「あら、どうして」
「危ないからね。やっぱり下から地道に撃っていくよ」
「そうなの」
 シンジのその言葉を聞いてもレイはいつもの調子であった。心の中ではどう思っているかわからない。あくまで感情を表には出そうとしなかった。それがあればの話ではあるが。
 ノヴァイス=ノアの方の護衛は万全であった。それがわかっているからこそロンド=ベルの攻撃は熾烈なものであった。それはグランチャー達にとっては実に厳しいものであった。
「まずいな、これは」
「ジョナサン、臆したか」
「そういう問題じゃない。ただ純粋に戦局を見ているだけだ」
 彼はシラーにそう答えた。
「それは御前にだってわかるだろう」
「だが退くつもりはないぞ」
「まだ戦うつもりか」
「今はな。それにあいつも気になる」
「・・・・・・あいつか」
 それに応える形でエッガを見る。彼の狂気はさらに高まっているようであった。
「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハ!」
「まだ!」
 狂人そのものの笑いを叫びながら攻撃を仕掛け続ける。次第にそれは攻撃というよりは衝動による動作と
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