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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十七話 十三人衆
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「ギャブレー、そこにいたか!」
「いたかではない!来たのだ!」
 彼も負けてはいない。
「ダバ=マイロード、御前を倒す為にな!」
「こら、そこの食い逃げ男!」
 しかしここでアムが入って来た。
「格好つけてるんじゃないわよ。いい加減ダバにつきまとうの止めなさいよ!」
「つきまとうだと!」
「そうよ!そんなんじゃ幾ら外面がよくてももてないわよ、この二枚崩れ!」
「何だと、二枚崩れだと!」
「正式に言うと三枚目だね、あんたは」
「ガウ=ハ=レッシィ!」
 レッシィの姿も認めてキッとなる。
「裏切り者が!おめおめと私の前に!」
「あたしは裏切ったんじゃないよ」
「言い逃れを!」
「ポセイダルのことがわかったのさ。そこがあんたとは違うんだよ」
「それが言い逃れだというのだ!」
「まああんたとは話すつもりもないしね」
 そう言いながらパワーランチャーを向ける。
「邪魔だ。とっとと消えな」
「クッ!」
 何時の間にか彼とレッシィの戦いになっていた。アムはハッシャと戦っていた。
「ここで会ったが百年目!」
「おまええの方がずっとしつけえぜ!」
「裏切った奴を逃がす程あたしは間抜けじゃないのよ!」
「裏切ったんじゃねえ!見切りをつけたんだ!」
「レッシィの真似をしても無駄よ!」
「チッ!」
「何か凄いね」
 リリスは二組の戦いを傍目で見ながらダバにそう声をかけてきた。
「どうする、ダバ」
「俺か?」
「うん。とりあず手は空いているけれど」
「そんなのすぐに塞がるさ」
「どうして?」
「ダバ、そこかい!」
 そこにサイズを手に持つオージェがやって来た。
「今度こそ逃がしはしないよ!」
「ネイ=モー=ハン」
「言った通りだろ。敵は大勢いるんだ」
 ダバはセイバーを構えながらリリスに対して言った。
「だから俺は手は空かないんだ」
「そうだったの」
「何ぶつくさ言ってるんだい!」
 サイズが襲い掛かってきた。ダバはそれをかわす。
「あたしを前にしていい度胸だね、おしゃべりなんて」
「いい度胸かどうかは知らないが」
 ダバはそのサイズをかわしながら言った。
「俺は自分が戦わなくちゃいけないのはわかっているつもりだ。ポセイダルを倒す為にな」
「ほう」
 それを遠くから聞いていたギワザはダバの言葉を聞いて笑った。
「ポセイダルをか」
「そしてヤーマンを解放するんだ。圧政者から」
「奇麗事を言うねえ」
 ネイはそれを聞いて笑った。
「その奇麗事が何時まで通用するかね」
「通用するんじゃない」
 ダバはそれに反論した。
「通用させるんだ。理想は必ず現実になる」
「じゃあそれを見せてもらおうかい」
 再びサイズを構えた。
「あたしのこのサイズにね!」
「何の!」

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