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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十七話 十三人衆
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・!」
 コウがそれを見て呻いた。
「今迂闊に出ては核攻撃を受けるだけだ。わかったな」
「ええ」
「チッ、仕方ねえな」
 彼等も引き下がるしかなかった。こうしてロンド=ベルとネオ=ジオンの前哨戦は終わった。ロンド=ベルはここでは勝利を収めることができた。
 すぐに各機を母艦に収める。そしてコロニーに向かうのであった。
「あれがアナベル=ガトーか」
 ナデシコの喫茶店でアキトが思案に耽る顔をしていた。
「ソロモンの悪夢・・・・・・。きっと手強いんだろうな」
「おい、何辛気臭いこと言ってるんだよ」
 リョーコがそれを聞いてアキトを叱った。
「敵なんてなあ、どいつでもぶっとばしゃあいいのよ」
「リョーコの言う通り!」
 ダイゴウジもそれに同意する。
「敵は片っ端から叩き潰すだけだ!」
「そう簡単にいけばいいがな」
「ヌッ」
 ナガレが話に入って来た。
「一年戦争、そしてバルマー戦役であそこまで戦った歴戦のパイロットをそう簡単に相手にできるか?」
「そう言われると不安ですね」
 ジュンはナガレの声に頷いた。
「ネオ=ジオンを代表するエースの一人ですし」
「しかしだからといって逃げていい場合じゃない」
「京四郎さん」
「虎穴に入らずば虎子を得ず、だ。今は何としてもコロニー落としを防がなくてはな」
「その為にはガトー少佐とも戦わなくちゃいけないか」
「それは俺に任せてくれ」
「ウラキ中尉」
「俺はあいつと色々あったからな。俺にやらせて欲しいんだ」
「コウ、いいのね」
「ああ」
 心配そうな顔で声をかけるニナに頷いた。
「相手があいつだからこそなんだ。やってやる」
「頼みますよ、ウラキ中尉」
 クリスが彼に声をかけた。
「周りは私達でフォローしますんで」
「安心して下さい」
 バーニィもこう言った。
「すまないな」
「水臭いこと言うなよ」
 キースもそれに続いた。
「そういう時の戦友だろう?強い敵を相手にする時はお互い様さ」
「キース」
「へっ、そうやってまとめて撃墜されて救助されるなんていう情ない真似はすんじゃねえぞ」
「モンシアさん」
「そうなったらなあ、俺達が御前等を拾わなくちゃいけねえからよ。面倒臭いことはさせるんじゃねえぞ」
「はい」
「おっと、俺は御前等を心配してるわけじゃねえからな。余計な仕事はしたくねえだけだからな」
「わかってますよ」
 コウ達は微笑んでそれに頷いた。
「その時はお願いしますね」
「ケッ、こんな若造にはわからねえか」
「何がわからないんだか」
「モンシアさんは何時になっても変わりませんね」
「うっせえ」
 ヘイトとアデルにそう悪態をついた。
「御前等だって同じだからな。どうして俺の周りにはこんなに手前のケツも拭けねえのばかりな
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