第三十一話 古都の攻防
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身に力を込めた。そして再び技を繰り出す。
「バーニングパァーーーーーンチッ!」
「フェイロンフラッグ!」
「ローゼススクリーーマーーーーッ!」
「グラビトンハンマーーーーッ!」
それだけではなかった。アレンビーとレインも技を放っていた。
「飛べぇっ!」
アレンビーは叫ぶ。そして腕のリボンを放つ。
「伸びて!ビームリボン!」
それでデビルガンダムを撃つ。レインもそれに続くように技を放つ。
「必殺必中!」
弓を構えながら叫ぶ。
「ライジングアローーーッ!」
二人の攻撃も放たれた。そして最後にドモンが技を放つ。
「いくぞっ!俺のこの手が真っ赤に燃える!」
その手に気を溜めながら言う。その手はまるで炎のように燃え盛っていた。
「御前を倒せと轟き叫ぶ!」
叫び続ける。そして突撃する。
「爆熱ゴッド・・・・・・」
技の名を叫ぶ。それにつれて身体を力が覆う。
「フィィィンガァァァァァァァァァァァァァァッ!」
それでデビルガンダムを襲った。そしてそれは悪魔の腹を直撃した。
「ヒィィィィィィィィィィィィィト・・・・・・」
デビルガンダムの巨体が揺れていた。だが彼はなおも力を放っていた。
「エンドッ!」
そしてこれが最後であった。力を全て放ってしまった。これで終わりであった。
デビルガンダムの巨体が赤い光に包まれた。そして一瞬の後光は爆発となった。そしてこれで悪魔は消え去ったのであった。
「勝負あったな、マスターアジアよ」
「フン、まだまだ」
だが彼は健在であった。シュヴァルツとの戦いは五分と五分であった。だが彼に疲れはなかった。
「デビルガンダムは不死。何を驚くか」
「まだ諦めないというのか」
「わしの辞書に諦めるという言葉はない!」
ここで彼は叫んだ。
「だが今は退いてやろう。貴様との勝負はお預けか」
「そうか」
「そしてドモンよ」
今度はドモンに顔を向けてきた。
「ムッ」
「貴様とは今日限り師でも弟子でもない。敵同士だ」
「言われずとも」
「今度会う時が貴様の最後だ。よいな!」
「マスターアジア!」
彼もまた師を呼び捨てた。その声には憎悪だけがあった。
「俺も貴様を倒す!その時を楽しみにしていろ!」
「フッ、そうさせてもらおう。ではロンド=ベルの強者達よ」
ロンド=ベルの面々に対して言う。
「これで一先さらばだ。風雲再来!」
「ヒヒーーーーーーーーン!」
馬が空から舞い降りてきた。マスターアジアは空中でそれに乗った。
そして何処かに去った。後にはただ覇気だけが残っていた。
「デビルガンダムを一先退けたとはいえ」
ブライトは戦いが終わったのを確認してから呟いた。
「マスターアジアか。また厄介な敵だな」
「ああ」
それにアムロ
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