第五話 今後
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て闇慈の意見は・・・
(悪魔が必ずしも悪い奴らとは限らないみたいだな。でもやっぱり僕は・・・)
「そうだわ。アンジ」
「あ、はい!!」
「貴方のセイクリッド・ギアを見せてもらえないかしら?」
「えっ!?闇慈。お前も持っていたのかよ!?」
「持ってないならここには居ないと思うけど?イッセー」
「そりゃそうだな」
「でもリアス先輩は見てましたよね?」
「ここにいる全員に見てもらいたいのよ」
「・・・分かりました」
闇慈はソファーから立つと空いたスペースに移動した。
「楽しみですわ」
「そうだね。堕天使を退けるほどの力がどれ程のものか見てみたいよ」
「・・・(コクコク)」
「では始めてちょうだい?アンジ」
「分かりました」
闇慈は目を閉じ、あの姿を想像した。
「来い・・・」
「「「・・・?」」」
「来いよ・・・」
そして黒い煙みたいな物が闇慈の周りを渦巻き始めた。そして闇慈は自分の胸に右手を添えた。
「俺は・・・ここに居る!!」
闇慈が叫ぶと煙が体全体を纏った。そして煙が晴れるとあの『死神』の姿になり、右肩にはデスサイズ・ヘルを担いでいた。そしてゆっくり真紅の瞳が開かれた。
「あらら・・・まあまあ」
「これほどの魔力を持っているなんて・・・それにその姿は」
「・・・死神。闇慈先輩。恐い・・・」
「これが・・・闇慈のセイクリッド・ギア」
「まさに死神ね・・・この魔力は私も『恐怖』するほどよ」
「・・・これで良いですか?」
「ええ。ありがとう、アンジ。それで返事は決まったかしら?」
「返事って何ですか?」
「私の眷属になるか、ならないかよ」
「・・・僕の返事は」
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