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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0082話
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は……そうだな、ユウキの台詞を借りるとしよう。

「ふん、L5戦役での勝利はやはり運だけで得た勝利、という事か」
「違うっ!」
「ならその力を証明して見せろ。俺に勝てないようで、異星人に勝てるとでも思っているのか?」
「ブリット、合わせろよ!」

 右腕をはめ直したグルンガストが、計都羅?剣を構えつつこちらへと向かってくる。だがその機体重量故か、どうしてもその速度は鈍重といえるものになってしまっている。
 いや、ヴァイサーガの3倍近い重量だという事を思えば、それもしょうがないのかもしれないが。

「チャクラム・シューター!」

 ブリットの声と同時に、ヒュッケバインMk-Uの左腕に装備された有線式のチャクラムが発射された。

「加速!」

 精神コマンドの加速を使いこちらへと計都羅?剣を振りかぶって近づいてくるグルンガストの後方へと回り込み、チャクラム・シューターの盾とする。
 だが発射されたチャクラムはグルンガストを回避するように回り込み、ヴァイサーガにその刃を突き立てようと追ってくる。
 念動力による遠隔操作が可能だったか!?
 だが、さすがにグルンガストを盾にしてブリットからの視界を遮っている為か、誘導性能は低い。
 グレイプニルの糸が使えるなら絡め取ってそれで終わりなのだが、無いものを言ってもしょうがない。
 水流爪牙を再度展開し、右手の爪でチャクラム・シューターの刃の部分を受け止めている間に左手の爪で有線の部分を切断する。そして同時に右手の爪で受け止めていた刃の部分を弾く!
 チャクラムの部分があらぬ方へと飛んでいくのを確認するまでもなく、危険を感じてすぐにその場から飛び退った。
 それと殆ど同時に、つい数瞬前までヴァイサーガがいた場所へと計都羅?剣が振り下ろされて地面を抉る。

「上手いが、俺を懐に入れたのは間違いだったな!」

 グルンガストの懐に入り込み、水流爪牙を展開したその腕を伸ばしながら回転する。水流爪牙の爪により、グルンガストの強靱な装甲に何条もの傷跡が刻まれるが、イルムはそれをものともしないで胸の部分を展開し、エネルギーを集中。
 ちぃっ、この距離でファイナルビームだと!?

「加速っ!」

 咄嗟にヴァイサーガを移動させ、放たれたファイナルビームを回避する。
 そのまま、2機と距離を取り五大剣を構える。

「肉を切らせて骨を断つを狙ったようだが、残念だったな」
「全く、あんたみたいな凄腕パイロットがこれまで知られてなかったとはね」

 イルムへと向かい挑発をするのだが、さすがに歴戦のパイロットだけはあってそう簡単には乗ってこない。

「先程も言ったが、俺に勝てないようで本当に異星人から地球を守る事が出来ると思っているのか?」

 五大剣を構えるヴァ
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