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忍術と食を極めし者
第1巻
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とんど変更せずに生き長らえている。凄いな柱間細胞。

500年間に何をやっていたかというとノアの方舟内にいるか戦争に乱入していた。ノアの方舟は俺以外は俺が許可した人間以外入ることはできないし、部屋とか自由に作れるから快適なだからな。

そのノアの方舟内の一部屋に安置してあるトリコの世界を再現したと言ってもいい魔法球で猛獣や気候を相手に修行したり調理技術を研きながら食材探しとかをしていた。

その修行の成果を試す、その為に両世界新旧とわずに戦争に乱入していた訳だ。戦争と言っても旧世界の方は魔法使いが参加していた戦がほとんどたがな。

いやぁジュエルミートとか食べた時は感動したね。美味しい物を食べる本当の喜びを知ったような気がしたよ。

たまに貧困な村や集落に戦場跡地に出向いて、この時代に有ってもおかしくない食材を分け与え回ったりもしている。

その道中で、真相の吸血鬼になって100年頃の闇の福音であるエヴァンジェリンに遭遇したのは驚いた。魔法使いに追われたのかボロボロで行き倒れになりそうだったので、飯を食わしてやって何日か分の食料を持たせてやった。こっそりグルメクラゲから取ったグルメ細胞を射ちこんどいたのはナイショ。

原作より強くなったりしてな。

多少はグルメになり食が太くなっているのは間違いないだろう。





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さらに500年。世界が近代化し始める世界対戦前辺りまで同じことの繰返しだった。

そして世界対戦が終結し技術と経済が発達し、やっと原作開始というか過去編として語られた魔法世界での戦争が始まった。

そんな戦争のさなか現在。俺は旧世界の島国、日本の埼玉県に在る日本最大と言える学園都市『麻帆良学園』に来ている。転生してから何度か訪れてはいるが、相変わらず無駄に広さだな本当に。


 「まあ、コイツにも言えることか」


顔を上げ見上げる巨大過ぎる大樹。麻帆良の象徴となっている遥か太古からこの土地にそびえ立つ『世界樹』。魔力を自然に生み出すのではなく自ら精製し生み出す神秘の木。

今回、麻帆良にきた目的はコイツだ。向こう側での魔力の枯渇による崩壊の問題。それをコイツを使ってどうにかする。

せっかく柱間という無から生命を生み出す細胞を手にしたんだ、利用しなきゃ損だろ。


 「さて、やるとするか……」


懐から栞を取り出す。そうブック・オブ・ジ・エンドだ。栞から刀剣状態にし構える。欲するのは世界樹の情報。樹の情報が有れば木遁で生み出すことができる、情報を得る為に樹にブック・オブ・ジ・エンドを刺す。

ブック・オブ・ジ・エンド改良型の能力は斬った対象の情報を書き換えることができること、つまりは
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