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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第十話 悪友との再会
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一同を見渡した後で言った。
「私はダンバインがあるからいいけれど」
「俺はビルバインのままでいい」
 まずショウが抜けた。
「私は今のビアレスが一番合ってると思うから。別にいいわ」
 リムルも抜けた。
「ガラリアは」
 マーベルはガラリアに話を振った。
「バストールでいい。あたしはあれで満足してるよ」
「そう」
「じゃあ俺達三人だな」
「ああ」
「そうね」
 ニーの言葉にトッドとキーンが頷いた。
「まず俺だが」
 トッドがまず口火を切った。
「ダンバインがあるからな。最初はあれも複雑な思いがあったが今ではわりかし気に入ってる。ライネックに乗っていたこともあったがな」
「じゃあダンバインでいいのか」
「今はそう思ってるぜ。レプラカーンには最初から興味はねえ。どうも俺には合いそうもねえからな」
「じゃあ御前はいいんだな」
「ああ。ニー、キーン」
 そして二人に顔を向けた。
「後は御前さん達で決めな。どうするのかな」
「そうだな」
 ニーはそれを受けて考え込んだ。
「俺としてはライネックがいいな」
「あたしは・・・・・・レプラカーンかなあ。支援に回ることが多いから。レプラカーンは武装が多いし」
「じゃあそれで決まりだな。ニーがライネック、キーンがレプラカーンだ」
「ああ、それでいい」
「あたしも。けれどボチューンは一応とっておきましょ。何かあった時の為に」
「よし、これで決まりだ」
 こうしてライネックとレプラカーンがニーとキーンのものとなった。こうして彼等は新たなオーラバトラーを手に入れたのであった。
「しかし」
 ここでトッドが言った。
「何だ」
 ショウがそれに顔を向けた。
「いやな、ズワースもあればよかったな、って思ってな。バーンの旦那の」
「不吉なこと言わないでよ」
 キーンがそれを聞いて嫌な顔をした。
「そんなこと言ってるとまた来るわよ。変な仮面被って」
「おっと、そうだったな。ははは」
 こうした軽い話もしながら彼等は戦後処理に入った。それが終わるとそれぞれグランガランとゴラオンに戻った。その中にはタダナオもいた。
「やれやれ。今日の戦いは疲れたぜ」
 彼はグランガランに戻るとそう言ってフェイファーから降りた。
「今日はあんたあのジンオウとずっと戦ってたからね」
 横にいるベッキーがそれに合わせて言った。
「どうだい、ジンオウは。わりかし手強いだろう」
「機体の性能は確かに他のシュテドニアスのやつとは違うな。それに」
「それに?」
「中に乗っている奴もな。また腕を上げていやがったぜ」
 タダナオはそう言って不敵に笑った。
「知り合いだったね、そういや」
「ああ」
「地上からか。また何かあるようだね」
 ベッキーはそう言うと少し暗い顔になった。

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