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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七話 戦国魔神
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こに別の影が大空に姿を現わした。
「ムッ!」
 それは銀の巨大な船であった。恐ろしい速さでラングラン軍に向かって来ていた。
「スプリガン!」
 それを見たマーベル達が叫んだ。
「あれがスプリガンか」
 魔装機に乗る者はそれを聞いて問うた。
「ええ。速度と火力に秀でているわ。注意して」
「わかった」
 彼等はそれを受けて身構えた。
「私達はブブリィを引き受けるから。貴方達はあれをお願い」
「了解」
 魔装機達が身構える。そしてこちらに急行して来るスプリガンに対して照準を合わせた。スプリガンの方でもそれはわかっていた。周りに飛ぶオーラバトラー達が戦闘態勢に入った。その時だった。
「させるかあっ!」
 その左から赤い鳥が姿を現わした。ショウの乗るビルバインの巡航形態であるウィングキャリパーであった。
 それだけではなかった。サイバスターやヴァルシオーネ、バストールもいた。当然インディゴのダンバインもいた。
 最後尾にいるタダナオがまず攻撃を開始した。ハイパーリニアレールガンを放った。
「食らえっ!」
 それでスプリガンを沈めようとする。しかしそれは間にいたドラムロに当たってしまった。そのドラムロは四散し、パイロットだけが脱出した。
「チッ、外したか!」
「待たせたな、皆!」
 ショウがウィングキャリパーをビルバインに戻しながら他の者に対して言った。
「スプリガンを捕捉するのに手間取った!だがもう安心だ!」
「頼むぞ!」
「わかった!」
 こうしてショウ達とスプリガン直属部隊との戦いがはじまった。他の部隊はシュテドニアス軍の追撃を再開した。ビルバインはスプリガンに向かおうとする。だがそこにブブリィが来た。
「ショット様はやらせない!」
 ミュージィはそう叫ぶとオーラキャノンをビルバインに向けて放ってきた。
「甘いっ!」
 しかしショウはそれを何なくかわした。そしてスプリガンにではなくブブリィに向かった。
「ここは俺に任せろ!」
 そして他の者にスプリガンに向かうよう促す。そして他の者はそれに従った。
「わかった!」
 トッド達がそれに応える。そして剣を抜きスプリガンとその周りのオーラバトラー達に向かった。
 タダナオはやはり後方にいた。
「あんたはフォローを頼む!」
「了解!」
 マサキにそう答える。そしてリニアレールガンで敵を次々と撃ち落としていく。しかしそれでも戦局は進展しなかった。スプリガンの動きが素早く攻撃が中々当たらないのだ。
「俺の攻撃をここまで避ける奴なんてはじめてだぜ」
 彼はそう言って歯噛みした。
「あんなでかい身体でどうやってかわしていやがる」
 ぼやかずにはいられなかった。だがここで彼の側で一つの光が沸き起こった。
「ムッ!」
 それは淡い緑色の光であった。そ
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