第六話 フロンティア
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。
「まあそれはいいさ。そこの坊やとお嬢ちゃん、わかったな」
「はい」
「わかりました」
二人、ゼオラは渋々ながらもそれに答えた。
「ただ少佐」
「何だい」
「あたしはゼオラって名前があるんです。お嬢ちゃんじゃありません」
「わかったよ、お嬢様」
「同じじゃないですか」
「おっと、そうだったか。ははは」
フォッカーの明るい笑い声と共に戦いは終わった。ロンド=ベルはフロンティアの前で集結した。
「さっき話した通りこれからこっちでやらせてもらいますね」
フォッカ^はブライトに対してそう言った。
「宜しくな」
ブライトは微笑んでそれに応えた。
「君達が来てくれると何かと心強い」
「それは有り難い御言葉です。何せ前の戦いじゃ一緒に楽しくやらせてもらいましたからね」
「そうだな。そしてそれはこれからもだ」
「はい。まあ気楽にやりましょう」
「うん」
ブライトとフォッカーは手を握り合った。次にシーブックとセシリーが出て来た。
「また戦いに参加するのだな」
「はい」
二人はブライトの問いに答えた。
「その為にここに来ました」
「クロスボーンがある限り私は彼等と戦わなくてはいけないようですから」
「そうか」
ブライトは感情を顔には出さなかった。
「色々とあるようだが頼むぞ」
「はい」
二人は頷いた。こうしてシーブックとセシリーもロンド=ベルに加わることとなったのである。
「また賑やかになってきたな」
ジュドーは皆がホールに集まったのを見てそう言った。
「これで獣戦機隊とかが入るともっと騒がしくなるな」
「地上で大空魔竜のチームと合流したらしいよ」
輝が彼に対してそう答えた。
「あ、そうなんですか」
「ああ、だからいずれ一緒に戦うことになるかも知れないな」
「ふうん、何か嬉しいような懐かしいような」
「ジュドーと忍さんの声って似てるもんね」
ここでプルが言った。
「御前とプルツーの声もそっくりだろうが」
「だってあたし達双子だもん」
「そうそう」
「厳密には双子じゃねえんだが」
ジュドーは二人の反撃にいささか閉口しつつそう呟いた。
「そういえばフォッカーさんの声も竜馬さんの声に似てますよね」
「おっ、そうか!?」
「それに洸さんにも。本当にそっくり」
「ううむ、よく言われるけれどな」
ルーとエルの言葉に首を頷かせていた。
「俺の声は結構パイロット向きなのかも知れんな」
「ははは、確かに」
それを聞いて皆笑った。
「シーブックさんとバーニィさんもそっくりだし」
「あ、それは
「よく言われるよ」
二人はここで口を揃えた。本当にそっくりであった。
「他にも結構いるよね。雅人さんとショウとか」
「ショウはトロワにも似ているよな」
モ
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