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魔法少女リリカルなのは・限界状況に挑む少女達(難易度大幅UP)
初めての闘い
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聞こえた。それと同時に何かが壊れる音も。
「我、使命を受けし者なり」
「我、使命を受けし者なり」
何か、魔方陣のようなモノが足元に広がる。
イアアアアア!!
雄叫びが大きくなった。恐らく此方に気付いたのだろう。
「契約の下、その力を解き放て」
「契約の下、その力を解き放て」
ドクン
ふいに、手に持った宝石から何かが伝わるような感じがした。
あぁ、もう解る。次に何を唱えればいいか。
「風は空に、星は天に。そして、不屈の心はこの胸に。この手に魔法を。レイジングハート、セット・アップ!」
「Stand by ready.Set up.」
宝石から機会音が聞こえた。
何かが私を包み込む。
「なんて……魔力だ」
フェレットさんが何か言ったみたいだけど、耳に入らない。
「レイジングハート?……うん、任せるよ」
「Barrier Jacket Set up 」
さっきまで着ていた洋服が分解され、私がイメージした新しい服に身を包まれていく。
現れたのは、白の魔導師「高町なのは」。ランクは規格外のAAAランク。手に持つは、無限の可能性を秘めたインテリジェント・デバイス「レイジングハート」
静かに地に降り立ち、倒すべき相手を静かに見据える。様々な情報が流れ込んで来た。ロストロギア、ジュエルシード……
敵は、黒い泥のようなモノ。高さは大体10m前後。
私は歩くような速さで、それに向かって行った。
「だ、駄目だ!一旦引いて!」
後ろの方から、声が聞こえた。恐らく、怪物さんも私に突っ込んで来るように突進したのを見て、故の警告だろう。でも……
「……大丈夫だよ。レイジングハートがついているし」
「Protection」
彼我の差が30cmになったとき、レイジングハートがバリアを張って護ってくれた。
「私は、貴方には負けない!!」
至近距離から、手から魔力弾を放つ。
「イアアアアア!?」
質よりも魔力量を重視したそれは、確かに怪物さんの体を半分以上吹き飛ばした。
「Be carefull ! 」
それと同時に何かが飛んできた。首だけを捻り回避する。
「……今のは危なかったね」
レイジングハートが教えてくれなかったら、危なかった。
「気を付けて、敵が分裂した!」
はっと、後ろを振り返る。
そこには、全長5mくらいの化物さんがもう一体いた。
「しまった……最初からジュエルシードを二つも取り込んでいたのか……!」
「みたいだね、レイジングハート」
「No problem . You have a more powerfull magic 」
何だ、じゃあ問題ないね。
「いくよ、レイジングハート」
私は周囲に魔力の層を張り巡らした。
「あれを止めるには、コアとなるジュエルシードっていう石を封印すればいいん
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